年下の男子。大園玲。

…これは……井上〇〇が森田ひかると
復縁しなかった時のお話…。
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…大学一年の頃…俺は
大学近くのカフェに行って
コーヒーを飲むのを週間にしていた…。

？？:おはよう！〇〇くん
今日も俺の作った甘～いコーヒー
飲みにきてくれたの？

〇〇:まぁそんなところですかね？

…この人は大園玲さん…
大学近くのカフェの店員で…
イケメンで女性たらしである。

大園:はい！
いつものコーヒー♪
（〇〇にコーヒーを渡す）

〇〇:ありがとうございます！
今日も行って来ます！
（そう言って店を出る）

大園:ふふっ。また後でね?

…"なぜまた後でね"と言ったのかと言うと
俺は大学の終わりにも来て大園さん
ブレンドのコーヒーを飲む。
その時によく話すのだが…
この日は違った…
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…カフェにて。

〇〇:ん？CLOSE？

〇〇』玲さん今日って早く閉める日
でしたっけ？

……既読スルー…。

〇〇:……まぁ見てるなら
大丈夫か。

…そう思い帰宅しようとしたところ…

……ｶﾞﾁｬ…（カフェの扉が開く）

〇〇:あ、玲さ……ん？

大園:ごめん。中で話そう。

〇〇:わかりました。

…深刻そうな顔なので…
カフェの中に入り話を聞くことに…

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…店内にて……

〇〇:どうしたんですか？

大園:これだよ。
（分厚い書類の束が出される）

〇〇:これは…署名書？

大園:俺が過去に知り合ってきた
女性の署名が書いてある。

〇〇:賠償金か……

大園:俺…どうすれば…

〇〇:謝ればいいじゃないですか？

大園:は？

〇〇:それしか出来ることないですよ？

大園:確かに…だけど…

〇〇:今どんだけ考えてもなにも
解決しませんよ？

…ﾖｼﾖｼ……（大園の頭を撫でる〇〇）

大園:ふへぇ？！

〇〇:そんな暗い顔しないでください！
玲さんは笑顔が似合う！なので
笑ってよ。😁

大園:っ……//

〇〇:にししっ。😁
可愛い笑顔がまた見れた！
（微笑みながら言う）

大園:やっぱり俺は笑顔が似合うや。😁

……それから俺と玲さん二人で
署名した女性や男性全員に
謝罪をした、普通にキレる人など
山ほど居たが…全員に謝罪をし終わった
結果、人数は足らなくなり
法的効力などは無くなったらしい。
法律のことは詳しくないので
よくわからない。

大園:ごめんね…ここ2ヶ月間
一緒に謝らせに行って。

〇〇:いいんですよ。
俺が着いて行くって言ったので。(笑)

大園:正直すごく助かった！
〇〇くんがいなかったら今さ
こんなに笑えてないよ？

〇〇:ふふっ。コーヒー
奢ってくださいよ？😁

大園:うん！絶対にご馳走するよ！
〇〇が大好きだ！

…ｷﾞｭｯ……（〇〇に抱きつく）

〇〇:ふふっ。ﾖｼﾖｼ
（大園を優しく抱きしめ撫で休める）
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…だがこの年の大学の文化祭にて…
当時付き合っていた…恋人……に
玲さんとの関係がバレて…それから
俺はカフェに行かなくなった……
連絡先などは消さざる負えなかった。
 
…だがある日のこと…。
帰宅するため駅に向かうと…

大園:〇〇くん！

〇〇:あぁ……
（進行方向を真反対に変え歩き出す）

大園:ち、ちょっと待って！
（〇〇の手を掴む）

〇〇:……（立ち止まる）

大園:その、新しい俺がブレンドした
コーヒー出来たの！飲んで欲しい！

〇〇:俺、恋人に玲さんとのこと
バレましたの知ってますよね？

大園:うん…その場にいたしね。

〇〇:俺はもう玲さんとは会えません。

大園:嫌だ…絶対に嫌だよ？
俺は〇〇が好きなんだ……男同士だから諦めてたのに…〇〇の恋人はさ
"年下の男子"だったじゃん。
俺は"年上の男子"だけど…
俺じゃ……ダメなの？

〇〇:……（何も言わず玲を抱き寄せる）

大園:っ……//

〇〇:俺も玲さんのこと大好きです…
けど、ごめんなさい…
気持ちには応えられない……。
（抱き寄せる力をゆっくりと弱める）

大園:う…うぅ…😭
（涙が溢れ泣いてしまう大園）

〇〇:さようなら。
（そう言ってその場から去る）

大園:大好きなら…一緒にいればいいのに
俺じゃ…無理なのか…😭

…………

……

？？:ふへへへっ…😏
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……それから年月は流れた…
井上〇〇は恋人といつしか別れていた

井上〇〇はある…
大手おもちゃ会社に就職する…

新卒入社である〇〇は仕事に追われるも
必死に食らいついていた…

仕事にも慣れ始めたそんなある日のこと
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……帰宅時…

〇〇:ん？

…自分の部屋の前に人が立っている…

〇〇:あの…すみませ……って

大園:……ごめん。
（〇〇に頭を下げる）

〇〇:と、とりあえず中入ってください
（そう言って大園を家の中に入れる）

……〇〇の家にて。

〇〇:どうしたんですか？ってか
どうして僕の家知ってるんですか？

大園:好きだからだよ……

〇〇:はい？どういうこt((

……ｶﾞﾊﾞｯ…（大園に押し倒される〇〇）

大園:怖がられてもいい…
好きにならなくてもいい…
一度だけでいいから……
俺も愛して欲しい……

〇〇:……（何も言えない）

大園:一度…一度でいいから…ｸﾞｽｯ

……ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ…（大園の目から涙が溢れる）

〇〇:一度だけの関係なら……
俺は嫌です…

大園:…へ？

……ｷﾞｭｯ（大園を抱き寄せ）

〇〇:これからもずっと
玲さんと一緒に居たいです…//
ダメですかね？😁

大園:うぅ…本当にいつもズルいよっ！
（そう言って〇〇体を預ける）

〇〇:何度この瞬間を夢見たか……//

大園:俺もだよ！！

〇〇:ふふっ😁
やっぱり玲は笑顔が似合うね

大園:ふぇ？！
い、今俺の事玲って呼んだ？！

〇〇:いいや？

大園:嘘だ～！呼んだでしょ？
っていうかもう一回！もう一回呼んで！

〇〇:じゃあそっちも俺の事
"〇〇"って呼び捨てしてよ(笑)

大園:い、いいよ？
…〇〇……//

〇〇:…玲…っ……//

大園:〇〇ぅ～//
（〇〇に絡みつく）

〇〇:ち、ちょっとくすぐったいよ(笑)

大園:ねぇ、このままえっちシよ？

〇〇:は、はぁ？

大園:だめ？

〇〇:だめじゃないけどさ？

大園:ふふっならいいじゃんっ//

〇〇:こ、心の準備がっ//

大園:俺はできてるからいいのっ！

……

〇〇:んぁぁああ︎‪💕︎‪💕︎‪💕︎‪💕︎‪💕︎‪💕︎‪💕

大園:〇〇ぅ…っ…︎‪💕︎‪💕︎‪💕︎‪💕︎‪💕︎‪💕︎‪💕

……二人で仲良くカフェを営む
そんな未来が確定したようです。

〇〇:ずっと一緒にいようね？

大園:それはこっちのセリフ！

…ﾁﾘﾝﾁﾘﾝ🔔

〇〇＆大園:いらっしゃいませ！

ﾆｷﾞｯ…🤝
（受付の見えないところで手を繋ぐ）
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……終わり