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好きなので。

??:〇〇…来い…

〇〇:え?あ、うん…

高校二年生。一学期。
終業式前の大掃除中の教室…

〇〇:どうしたn((

チュッ…(クラスメイトが見ている中)
(〇〇にキスする??)

〇〇:ぷはぁ!ち、ちょっと!
みんないるかr((

ガシッ…(〇〇の腰を持ち抱き寄せる)

??:みんな居るからしてんだよ……

ザワザワッ…

〇〇:な、なんで…こんなこと……

賀喜:賀喜遥香の恋人は〇〇って
皆に知ってもらう為だ……

〇〇:僕の事避けてきたくせに……

賀喜:もう避けない…これ以上
〇〇を取られたくない……

この男子は賀喜遥香…そしてその
恋人の井上〇〇……
現在に至るまでの二人の話をしよう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……約一年前…
入学当初……

女子1:ねぇ!遥香くんって
好きな子いるの?

女子2:遥香くんって…
どんなタイプが好きだったりするの?

……遥香は容姿端麗で入学当初から
モテモテだった…それに……

ヒャクジュウサン…♪…♪…♪

男子1:あいつすげぇな…

男子2:サッカー部に来ねぇかな〜

…体力テストでは上位をキープする
運動神経抜群である……それなのに……
一学期の後半には…
誰も遥香に話しかけやしない…
それは何故か……

女子1:ねぇ!遥香くんって
好きな子いるの?

賀喜:いない。

女子2:遥香くんって…
どんなタイプが好きだったりするの?

賀喜:質問攻めしてくる女子は
少なくとも好きじゃないな。

……

男子1:なぁ、遥香!
お前119回ってヤバくね?すげぇな!

賀喜:たまたまだろ。

男子2:なぁ、サッカー部来てよ
絶対その脚力戦力になるって!

賀喜:練習とかダルいから無理。


…この様な無愛想な態度を取り…
皆んな避けるようになり無視した…が…
放課後の教室にて…

〇〇:あのさ、賀喜さん!
昨日のチェンソーマンのアニメ見た?

賀喜:……(何も言わず携帯をいじる)

〇〇:アケチャダメダ
(想像のポチタの声で言う)

賀喜:ふっ…(笑)

〇〇:やった!笑ってくれた

賀喜:…全然似てないし。(笑)
 
〇〇:じゃあ賀喜さんが真似してみてよ

賀喜:えっ…あぁ…
デンジの夢を私に見せてくれ
(ちょっとクオリティが高い)

〇〇:うまぁ…

賀喜:案外出来たわ……

……僕はしつこく遥香に話しかけ…
徐々に仲良くなり…二学期へ……

二学期の最初の体育の授業にて…
最初の体育の授業である為…
体慣らしにドッチボールをした時だ…

□□:〇〇ッ!!

バシュッ…(〇〇を目掛けボールを投げる)

〇〇:うわっ!!□□くんっ!
(当たる寸前目をつぶる)

バシッ……(〇〇に当たるボールを取る)

〇〇:おぉ!

賀喜:セーフだなっ😁
(〇〇に微笑みかける)

〇〇:ありがとう!

賀喜:お返しだッ!!
(豪速球を返す)

……その後も僕に当たりそうになった
ボールを全て取り試合は僕達の勝利で
終わる…

賀喜:ふぅ…

〇〇:ありがと!遥香くん!

賀喜:ま、まぁ…//
友達だし?(照れてる)

〇〇:めちゃくちゃかっこよかったわ
(体育着から制服に着替える)

賀喜:お、おぅ…//
(〇〇の体を見る)

〇〇:ん?どうかした?

賀喜:あ、いや…別に?

〇〇:そっか!

……そっから時間は過ぎ…
二学期中盤にて…

…この頃にはみんな遥香と
仲良く話すようになっていた……

遥香がクラスに馴染むにつれて
〇〇も遥香以外の友達と仲良くなり
遥香と〇〇は徐々に遊ばなくなる…

……ある日の帰りのHR中

〇〇:ふぁ〜…

賀喜:〇〇?

〇〇:ん?なに?

賀喜:今日一緒に帰らね?

〇〇:ごめん!今日はさ?
□□達と一緒にカラオケ行くんだよ

賀喜:そ、そうなのか…

〇〇:あ!遥香くんも一緒に行く?

賀喜:いいや……
〇〇と二人じゃないと…ボソッ

〇〇:ん?最後なんて?

賀喜:いや、別になんでもない

〇〇:そっか!

………
………………

〇〇:じゃあね!遥香くん!

賀喜:おう!またn((

〇〇:□□くん行こっ!

□□:おう!行こうぜ!
(教室から二人立ち去る)

賀喜:……んだよ。

……二学期の終盤…
僕はインフルエンザに感染し
一週間程休み学校に来ると……

□□:な、なぁ……〇〇って
賀喜と付き合ってんの?(笑)

〇〇:え?付き合ってないけど…

……なんだそれと思いながら
席に着くと…他のクラスメイトから…

『ずっと〇〇くんの座席見てたよ?』

『授業中ずっと机に伏せて寝てた』

『毎朝教室入って〇〇くんが』
『いないってわかったら泣きそうな顔』
『しながら教室出てくんだよね』

『休み時間もずっとスマホいじって』
『何してんのか覗いたらさ?』
『〇〇のLINE画面開いて文打って』
『その後すぐ消してを繰り返してた』

『放課後に〇〇の座席に座ってたよ』
『寂しそうに机にほっぺくっつけてた』

……この一週間の内の話を
クラス中から聞いていたそんな中…

……ガラガラッ…(教室のドアを開ける)

賀喜:……ッツツ!!
(〇〇を驚いたように見つめる)

〇〇:ははっ、おはよ遥香?

賀喜:っ……グスッ
(泣きそうな顔になり教室を出る)

〇〇:えぇ?(笑)

□□:何十年ぶりに再開した
飼い主と飼い犬みたいだな…(笑)

〇〇:例えなくていいよ(笑)
ちょっと僕行ってくるね(笑)

□□:おうよ!

……急いで賀喜を追いかける…
遥香は使われてない物置教室に入る
当然追っている〇〇も中に入る…

〇〇:遥香〜?
(中に進む)

賀喜:〇〇っ…

〇〇:ん?どうしたの?

賀喜:どうしたのじゃねぇよ!
ギュッ…(〇〇に抱きつく)

〇〇:ふふっ…ただいまっ!

賀喜:連絡一つよこしてこいよっ…

〇〇:えぇ?インフルエンザに
なったってL〇NEしたじゃん(笑)

賀喜:ち、ちげぇよ!
休んでる最中も連絡しろって…
□□とは連絡し合ってたらしいけど…

〇〇:あぁ…ごめん(笑)
迷惑かなって思っちゃって…

賀喜:〇〇からの連絡なら何時でも
どんな時でも嬉しいし迷惑じゃない!

〇〇:そっか!(笑)

賀喜:そっかじゃねぇよ…
〇〇がいなくて…俺が…
どんだけ寂しかったか…

〇〇:僕も遥香がいなくて寂しかった!

賀喜:うぅ……//ズルいって…//
この…ノンケが…ボソッ

〇〇:え?今なんて?

賀喜:気にしなくていい…!!

〇〇:そっか!
ってかそろそろ教室戻ろ?

賀喜:い、嫌だ…

〇〇:な、なんで?(笑)

賀喜:とにかく嫌なんだよ!

〇〇:えぇ…

賀喜:条件飲むなら…いいよ?

〇〇:わかった!どんな条件?

賀喜:今日さ…〇〇の家…行きたい!

〇〇:き、急だな〜(笑)
いいけどね(笑)

賀喜:やった!!

……その日の放課後…
〇〇の部屋にて……

〇〇:ここが我が家です!(笑)

賀喜:親は?

〇〇:多分買い物かな(笑)

賀喜:ふーん

〇〇:あ!僕、飲み物取ってくるよ
(部屋のドアへ向かう)

……ドンッ…(〇〇に壁ドンする)

〇〇:えっ?!

賀喜:〇〇さ…

〇〇:…なに?

賀喜:俺以外の人と…
仲良くしなくていいから…

〇〇:な、何言ってんだよ…(笑)
(笑いながら振り向く)

賀喜:チュ…(〇〇にキスする)

〇〇:んんっ…//
ぷはぁ…な、何やってるの?!

賀喜:お、俺…〇〇が好きだ…
みんなに優しくて〇〇がいると
その場が明るくなる雰囲気や立ち回りが
出来る部分とか……〇〇の全部が好きだ
だ、だから…その……
(〇〇の顔を見れずに喋る)

〇〇:遥香…

賀喜:ふぇ?
(反射的に〇〇の顔を見る)

チュ…レロレロッ…//
(賀喜にキスする〇〇)

賀喜:んんっ…//
(驚きながらも徐々に受け入れる)

〇〇:んちゅ…//ぷはぁ…//

賀喜:〇〇ぅ?

〇〇:なんかわからないけど……//
僕…我慢出来ない……//
(賀喜の肩を掴む)

賀喜:えっ…//(驚く)

……ガバッ…//
(賀喜をベッドに押し倒す〇〇)

賀喜:俺、勘違いしちゃうぞ?…//

〇〇:勘違いじゃないから…//

賀喜:〇〇のばかぁ…//

……数分後…

賀喜:はぁはぁ…//

〇〇:腹筋割れてる…んれぇ…//
(賀喜の腹筋を舌で這わせ舐める)

賀喜:んぁっ…//

……カチャカチャッ…
(賀喜のベルトを解く)

〇〇:ズボン脱ごっか?//

賀喜:ま、待ってぇ…//

〇〇:なんで?

賀喜:お、俺…その……小さいから…//

〇〇:何が?

賀喜:そ、その…ち〇こが…//

〇〇:ふふっ…//可愛い…//

……ズルッ…
(一気に賀喜のズボンを脱がせる)

賀喜:んぁっ…//
ビンッ…(普通より少し小さい)

〇〇:ジュポッ…//

賀喜:ん"ぅ"……//
〇〇っ……//(〇〇の方を見る)

〇〇:ジュポッジュポッ…//ジュルッッツツ…//
(賀喜を見つめながら舐める)

賀喜:んはっ…//ばかぁっ…//
う"ぉ"…//で"ぇ"るぅ"…//

……ニギッ…(賀喜と恋人繋ぎをする)

〇〇:ジュポッジュポッ…//
ジュルッッツツ…//ジュポッジュポッ…//

賀喜:あ"ぁ"…//い"く"ぅ"ぅ"…//
(〇〇の頭を抑え込む)

ボビュッッツツ…//

賀喜:はぁはぁはぁ…//
(〇〇から手を離す)

〇〇:ンゴッ……ゴホッ…
(ゆっくり抜く)

賀喜:ご、ごめん…//

〇〇:だひぃじょうぶ…//
ゴクッ…//

……その後…行為を最後までする……
事後。

賀喜:なぁ…なんでそんな上手いの?

〇〇:実は…僕…バスケ部の山下先輩と
シたことがあって…//

賀喜:えっ…

〇〇:賀喜の応援とか部活動を
見に行ってたらなんか仲良くなって…

賀喜:そ、そんな……

〇〇:け、けど
関係はもうないからさ?

賀喜:俺の初めては〇〇なのに……

〇〇:賀喜が僕の事をそういう風に
思ってるって知らなかったし……?

賀喜:そんな言い訳通じねぇよ……

〇〇:ごめん…

賀喜:俺…帰るわ。

〇〇:わ、わかった……

……それから数ヶ月…
〇〇と賀喜はお互いに避けて…
高校一年生を過ごしたのだが……
バスケ部の練習に時々〇〇は現れ…
山下先輩と一緒に帰る姿を…
辛そうに見る賀喜……

そしてまた時間は過ぎ……
高校二年生になり〇〇と賀喜は
同じクラスになってしまう……

高校二年生の一学期……
終業式前の大掃除中の教室…

賀喜:〇〇…来い…

〇〇:え?あ、うん…

……高校二年生から…お互い関わって
来ていなかっただけあって……
周りのクラスメイトの視線を集める…

〇〇:どうしたn((

チュッ…(クラスメイトが見ている中)
(〇〇にキスする賀喜)

〇〇:ぷはぁ!ち、ちょっと!
みんないるかr((

ガシッ…(〇〇の腰を持ち抱き寄せる)

賀喜:みんな居るからしてんだよ……

ザワザワッ…

〇〇:な、なんで…こんなこと……

賀喜:賀喜遥香の恋人は〇〇って
皆に知ってもらう為だ……

〇〇:僕の事避けてきたくせに……

賀喜:もう避けない…これ以上
〇〇を取られたくない……

〇〇:遅いよ……

賀喜:どんな〇〇でも受け入れるから…
〇〇…俺の恋人になってください!!

〇〇:僕で良ければ…お願いします!!
(涙目になりながら返事する)

…周りの生徒がポカンとしていたが…
二人には関係ないほどに…
お互いを思い続けていた……

……数日後…

山下:よっ。〇〇くん

〇〇:山下先輩…

山下:今日、一緒に帰れる?

〇〇:あ、あぁ……その…

山下:大丈夫だって今日はちゃんと
家に帰してあげるから。(笑)

〇〇:あのぉ……

賀喜:あ、山下先輩

ガシッ…グッ……
(〇〇の肩を掴み抱き寄せる遥香)

山下:賀喜じゃん。

賀喜:山下先輩、俺の彼氏に
なんの御用ですか?

山下:え?あ…そゆこと?

〇〇:そういうことです。

賀喜:今まで俺の彼氏を
預かって貰ってすみません。(笑)
けど、もう俺が預かるんで…
俺の〇〇に関わらないでください。?

山下:……〇〇?

〇〇:は、はい…

山下:君はいいんだね?

〇〇:はい。僕は遥香が好きなので。

賀喜:〇〇っ…//

山下:そっか。じゃまたね〜♪
(そう言って二人の前から立ち去る)

〇〇:はぁ…変な汗出た…(笑)

賀喜:ニギッ…(〇〇の手を握る)

〇〇:どうしたの?

賀喜:俺も〇〇が好きだよっ…//

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
……終わり


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