オリンピックがあろうとも　フランス人はフランス人だった

トップ写真はフランス革命の時代に完成したナントのロワイヤル広場から

なんとフランスへ来ています

先日まで佐渡島シリーズを書いてました。
そして今は、
フランスのリヨンからパリへ戻るTGVの中、
このブログを書いています。

東京オリンピックを楽しみにしてた私。
ご存知のように、コロナの影響を受け無観客開催。

生きている間、動ける間にオリンピックが見たい。
そんな思いから、急遽、フランス行きを決意。

ここの所のフランス。
移民が増え、治安が悪化。
すりにひったくり、傷害事件に強盗。
かなり多く、その手口は凶悪化。
私がフランスに来てからも、
元、サッカー日本代表監督のジーコさん。
タクシーを降りる際、強盗に襲われ、
時計含め、１億円近い被害額とか。

フランス在住の方からも、
パリでは充分に気を付けてください。
そう忠告を受けていたので、
街を歩く際は、厳重警戒モード。
ですが、今の所、そっち系の事件は無し。

パリ　シャルルドゴール空港国内線ターミナル

人生初のロストバゲッジから始まる

今回のフランス旅。
羽田空港からカタールドーハ空港。
トランジットでパリシャルルドゴール空港。
そこから国内線へ乗り換えてナント空港へ。

羽田空港から出発

ドーハ　ハマド空港ビジネスラウンジ　何度来ても広い

ドーハ　ハマド空港で朝食　サンドイッチを頂きました

ハマド空港ビジネスラウンジ内　シャワー室　きれいです

当初、
シャルルドゴール空港からはTGV移動の予定。
でしたが、
フランスの鉄道網を狙った悪質な破壊行為。
その影響を受け、TGV復旧が間に合うか。
不安だったので、
急遽、空路へ変更。

荷物が届かなかったナント空港

その結果、なにが起こったか。
な、な、なんと、
人生初のロストバゲッジ。
ナント空港に荷物が届かず、
着替えもない状態で、
フランス滞在が始まりました。

私の荷物は翌日、ホテルへ届けられ、
無事、受け取ることができました。
が、家内の荷物は届かず。

ナントで宿泊したホテル前の通り　　

エアフランスへ問い合わせても、
話が二転三転。
いったい誰が真実を語っているのか。
全く分からない状況。
まあ、これがフランスの常識なのですが。
ヒドイです。(笑)

結局、ナント空港でのチェックインの際、
対応してくれたエアフランスのスタッフさん。
１時間以上の交渉の結果。
次の目的地であるリヨンのホテルへ届ける約束。
取り交わすことができました。

日本なら当たり前の対応。
ですが、フランス人は、
それは私の仕事ではない。
と言う理由で、責任転嫁の連続。
最終的には、
遠く離れた場所まで荷物を取りに来い。
という始末。

幸い、ナントからパリ。
パリからリヨン。
移動した中、リヨンのホテルに荷物到着。
なんとか、フランス滞在中に
家内の荷物は届けられました。

まあ、これは奇跡のようなこと。
普通は出て来ないことも多いのだとか。
皆さんも気を付けましょう。

ちなみに、このロストバゲッジ事件。
解決するために要した私たちの労力とストレス。
けっこう大変なものでした。
着る物がないので、買いに行かねばならず、
予定してた観光は回れずじまい。

航空会社では当たり前の日常。
なのでしょうが、旅行者にとっては貴重な時間。
航空会社さんへ、誠意ある対応を期待したいもの。
まあ、無理でしょうけどね。フランスでは。
ロストバゲッジ、ナンバー１だそうです。

オリンピックも関係なく列車はストライキ

トラブルはこれだけではありません。
ナントにて滞在後、
空路にてシャルルドゴール空港へ戻り、
TGVにて次の目的地リヨンへ移動の予定。

シャルルドゴール空港のターミナル間をバス移動。
ようやく辿り着いたTGVの駅。
列車の発着案内を見ると、
私たちの乗る列車が無い。

近くのボランティアさんに聞くと、
ストライキで欠便となったと言う。

その日のうちにリヨンへ移動。
宿泊はリヨンの予定。
チケットステーションは長蛇の列。
空路便を探すも満席でチケット取れず。

鉄道再開のメドも立ちそうになく、
その日の移動は諦め、
パリ市内での宿の確保と、
翌日のリヨン行きのチケットをネットで手配。
ウーバーにてパリ市内へ移動。
翌日、鉄道再開を祈りつつ、
予定外のパリ宿泊となりました。

急遽宿泊したホテル前のパリのリヨン駅

鉄道のストライキによる影響で移動できず。
リヨンのホテルに問い合わせても、
返金はできませんの一点張り。

仕方なく、取ったパリのホテル。
マリオットヴォンボイのポイント使用。
日本なら、
リッツカールトンに宿泊できるポイント数。
もったいないけど、仕方ない。
なかなか面白いパリ珍道中。

トラブルで泊まったホテルからエッフェル塔　こんな景色が見えました

ホテルの窓からセーヌ川

さて、最後のパリでは何が待っているのやら

今は、リヨンからパリへ。
TGVで移動中。
残りのパリでの２泊３日。
どうなることやら。
ワクワクが止まらない。

リヨンからパリへ移動中　ブログを書く

フランス国民の全てが、
オリンピックを成功させたい。
そう思っている訳ではないのが伝わってきます。

経緯はどうあれ、
オリンピックやるとなったら協力するしかない。
多くの日本人はそう思うでしょう。

残念ながらフランス国民。
どうせなら邪魔してやろう。
そんな勢力が多くいる。

今日からのパリ。
捕鯨団体のデモが行われるそうです。
もちろん日本人はターゲットになりやすく、
外務省のHPでは注意喚起。

街中では自動小銃を抱えたポリスにアーミー。
厳戒態勢のパリ。
楽しんでみようと思います。

私も日本代表として。
出で立ちは浴衣に袴に羽織に下駄。
ザ、ジャパニーズで挑んでみますね。

サッカーの応援に行きました　袴に下駄は最高です

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