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アラサー韓国留学~トイレさんありがとう

トイレさん詰まる

トイレさんありがとう、こんな風にトイレに声をかけたことがある人はどれくらいいるだろうか。
私は韓国留学中、ものすごい思いを込めてこの言葉を言ったことがある。

そう、それは、韓国留学生活2日目。
朝、トイレを利用し水を流すと……

ゴボゴボゴボゴボ💦

何かが詰まったような音がしたかと思うと、便器の水位がどんどん上がっていき、こぼれる寸前まで😱

詰まった😱

「トイレットペーパーは普通に流して大丈夫です。」
と留学会社さんに言われたけど、すぐに詰まった。

そんなにトイレットペーパーを大量に流した訳でもなく、日本にいた時と同じ感覚で流したら、詰まったのだ。

何とか対策を!!!

どうしよう!!😭
と焦った私は、まだ近隣のお店もわからないまま外に出た。
あれを買いに!

すると、日本でもお馴染みのダイソーが✨✨
ダイソーならば、あれがきっとある。

そう、名前はよくわからないが、トイレが詰まった時に使うあの先に大きなゴムの吸盤が付いているやつ。
スッポンというのでしょうか、あれを買いに来たのだ。

探し回ること数分、ありました!ありました!
小さいものから大きなものまで。

私は迷わず大きな方を手に取り、ゴム手袋なども購入し、そそくさと家に帰った。

よし💪やったるぜ。

初めて使うものでしたが、ジュポジュポすると

「ボコボコボコボコ~~~~」

と何やら流れていく音がして、恐る恐る水を流すと、
「ジャジャジャ~~~~~~」と勢いよく流れていった。

よかった~~~🤗これでもう安心だな。
と思ったが、それも束の間、1日に何回も詰まり毎回この作業をしないといけなくなった。

業者さんを呼んでもらい色々と作業をしてもらったが、やはり頻繁に詰まり、便器と床の間からも水が漏れるようになってきた。

あることに気が付く

そんな毎日を過ごす中で、私はあることに気がついた。

それは私が不満の気持ちたっぷり、不平不満で満ちていたこと。

前の記事でも書きましたが、この部屋は月額9万円。
「こんなに高いのに毎回トイレが詰まるってどういうこと??💦」
と不満や怒りの感情をいただいていた。

もしかするとこの負の感情を溜めているということが、トイレが詰まるという現状に現れてしまっているのかも。

そう思った私は、気持ちを切り替えることに。

「感謝の気持ち」に切り換えたのです🙏

トイレがあることは当たり前ではない、トイレさんはいつも一生懸命に流そうとしてくれている、そのトイレさんに対して私はいつも文句を言っていた。ごめんなさい。
トイレさんありがとう✨
それに、トイレさんを使わせていただく時に一言声をかけていただろうか?
トイレさんの気持ちに立ってみたら、無言で使われて流れないと文句を言われる。たまったものではありません。

そう、思った。
それから、私はトイレを使う前にトイレさんに一言声をかけることにした。

「トイレさん、使わせていただきますね。いつもありがとうございます。」

するとどうでしょうか。
あれだけ詰まっていたのに、声掛けをはじめた途端に詰まらなくなったのだ✨
それからの6か月間は一度もトイレが詰まることはなかった。

感謝の気持ちが全てを変える

物を大切に、感謝の気持ちを大切に。

とよく言われるが、本当に大切なことなんだなとしみじみと感じた。

「トイレさんいつもありがとう」

また詰まるのが怖くて、気休めかもしれないけど、留学中は、ものすごい想いを込めて「ありがとう」と連発しながらトイレを使った。

嘘みたいだけど本当の話。

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