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note、はじめてみました

乾いた目を必死に開けながら、意地でもコンタクトは外さないで、濡れた髪の毛もそのまんまに昨日の幸せをじっくりひとりで噛み砕いて、1人に慣れる、をしてる夜です。
noteはじめてみました。

昨日。
友達と京都に行って、美術館と喫茶店に行き鴨川散歩をした一日。京阪電車に乗り込んだ瞬間から勝ちが決まってたような、完璧な一日だった。


京阪電車の7名がけのシートに座って、2人にしか聞こえないくらいの声で、横並びの席が好きか、7名がけの席が好きか言い合った。

横並びが好きな私と、意外とこっちがすきって言う友達。議論に答えはなくて、あーそうなんやって言ってそれで終わり。

感性の繋がりだけで一緒にいるような友達だと思う。

映画や音楽やゲーム、その子の好きなものはとことん私には縁がないし、逆もそう。
料理とかカメラとか、私の好きなものはその子にとっては遠いところにあるものみたい。

だけど私は、その子の感性が良いと判断するものが好みではないけどとても好きで、それはその子が好きだからこそ、良い。
「この香水は好きだけど私じゃなくて他人から香ってくるのがいい」っていう感覚に似ていると思う。

昨日も、鴨川を散歩しながら、お互いに好きなことを好き勝手に言い合った。
話したいだけで伝える気のない言葉を落とし合って、それを拾ったり拾わなかったりして、金木犀の香りと好きな音楽に包まれながらただ歩くだけ。

目的なんてなくて、ただ「なんか良い」からそうしているだけの時間。生産性も何もないけど、これこそが人生の目的なんじゃないかと思う。

帰りの電車は横並びの席にふたりで座った。
特に何を話すでもなく、自分のしたいようにスマホを触ったり眠ったり。

緩く触れ合った腕のあたたかさを感じながら、ずっと一緒にいたって混じり合わないんだろうな、みたいなことを考える。でもそれが完成できっと良い。ひとり、時々ふたりみたいなのが丁度いい。


とかそんなこと、つらつら書いてたら朝でした。しっかり眠っていたし、乾かさなかった髪はまた濡らして乾かさないといけない状態になっていました。
頑張って直して、それから一日を始めてみようと思います。パンでも買いにいこうかな。

読んでくれた方ありがとうございます。



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