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手帳をやめた理由

こんにちは。みーぽんです。

手帳。
みなさん使う派ですか?

毎年秋ぐらいになると、翌年へ向けての手帳がずらりと並びますよね。
私も20年以上、「夢をかなえる」系のものから、シンプルな月間ダイヤリーまで、様々なタイプの手帳を購入してきました。
新しい手帳を手に入れてると、この先の未来が変わっていくようで、
1ページ目を開く時は、特にわくわくしていたのを覚えています。

どちらかというと予定を書き込むというよりも、日記代わりとして使用していたので、結構分厚いシリーズが定番。
バッグの中でも、まぁまぁいい割合を占めていました。

でもね、40歳を機に手帳を使うのをやめたんです。

理由は、シンプル。

「もし明日死んだら、めっちゃはずかしいから」

特別大きな持病を持っているわけではないんですが、
40歳を過ぎ、この先の未来に「死」が待っていることが、
ぐっとリアルになってきたんですよ。

自分の素直を気持ちを吐き出した手帳なんて、
とてもじゃないけど見せられない。

むしろ、前向きポエム風に未来を語る日記を人目にさらすくらいなら、
死んだ方がマシ!(まぁ、その時はすでにこの世にいないからいいんだけど)

39歳の年末、改めて数年分の手帳を見返した時に、
急に過去の自分が恥ずかしくなり、まとめて可燃ごみの袋にぶち込みました。

「だったら1行日記を書かなきゃいいんじゃない?」

とも思うんです。

それもそうなんですけど、予定だけじゃカレンダーでいいんじゃんと思うわけです。

というわけで、スマホのグーグルカレンダーで十分と
卒業を決意したのでした。

あれから6年。

手帳のない生活を送っていますが、特に困るようなことは起こっていません。

もちろん日記を書く習慣もなくなったおかげで、ただただ日々を過ごすだけになっています。

明るさも希望もないけれど、その分自分に過剰な期待が減ったような気がします。

これって、少数派なのかな?




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