大晦日の北京動物園と紫竹院公園
中国では年末の休みは12/30-1/1、すなわち土日月の3日間だけなので帰国せず北京で年越し。大晦日の日曜日に二〇数年ぶりに北京動物園に行った。朝8時に行けばガラガラだろうと高を括っていたが、前の客は入場するや否やダッシュで駆け出した。これはまさか、と思い私もダッシュ。走った先には大熊猫館。ジャイアントパンダ館である。
この長蛇の列、さすがパンダは人気があるな、と思って並んでいると列の横にもパンダがいるエリアがあるではないか。並ばなくてもあちらのパンダは見ることが出来る。ではこの行列は何のためかというと、萌蘭(Meng Lan)という非常に有名なパンダを見るためらしい。萌蘭は昨年脱走したことに加えて所作がとても愛らしいと評判なのである。
20分位並んで間もなく私達一団の順番。振り向くと行列は私が並び始めたときより遥かに長く、最後尾は一時間以上待たされると思われる。萌蘭鑑賞は20名位の客を入れ、五分の鑑賞時間。上野のパンダは背中を向けて動かないイメージなのだが、萌蘭は動きっぱなしで客の真ん前にも来るし、遊具を登ってみたり、客から途絶えることなく歓声があがる。
僅か5分ではあったが、萌蘭には非常に楽しませて頂いた。
他にもパンダの飼育ゾーンはあり、こちらは大して混んではいない。萌蘭に負けず可愛らしい。
パンダ館内には土産物屋があり、当然立ち寄った。
中国には可愛いパンダのぬいぐるみがない、と20年前に北京に駐在してたときに思っていたし、20年ぶりに4月から北京に来てからも空港、玩具屋などでも相変わらず可愛いパンダを見たことはなかった。
しかし、ついに可愛いパンダぬいぐるみに出会えた。一期一会、190元で連れ帰りました。
その後は銀キツネ、象、サイ、カバを見た。象もサイも近くで見ることが出来る。
象館を出たところには化石の自販機があった。
幼少期に学研の「恐竜のひみつ」で恐竜ファンとなった私は迷わず買うことにした。やはり欲しいのはさもないとアンモナイト。2600円で直径3センチくらいのアンモナイトがあり、購入すべく微信で支払い、自販機の蓋がオープン!あれ?オープンしないぞ?という訳で機械故障。仕方なくアンモナイトではない巻き貝の化石を購入。大事にします。
さて、動物園を満喫した後は近くの紫竹園公園へ移動。北京の冬の公園を見たかった。そこはワンダーランド。
なんと楽しい冬の北京。
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