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「さくら」ソングといえば?

※『アイドリッシュセブン』のネタバレ要素があります。
現在ストーリーを追っている最中で、ゲームは4部未読、アニメの場合は3期全話未視聴の方は見ない方がいいですよ😅





桜の開花を待つ季節になりましたね。

私の「さくらソング」といえば、数年前からこちらになりました。

しばらくはトラウマもので聞けなかったのですが、最近は歌詞をじっくりと聞き入り共感しています。

こちらの歌『Sakura Message』は『アイドリッシュセブン』(以下アイナナ)というゲーム・アニメで発表されている曲です。
いわゆる「ゲーム・アニメソング」の範疇に入る曲ですが、この作品はどれも曲が良い。

歌詞もアイナナの話と絡めた内容が多く、ストーリーをより深く彩る要素です。
先程「トラウマもの」と言ったのはこの曲を巡ってのストーリーなのですが、本編見ないしネタバレでも知りたいって方は

【サクラメッセージ 暗号】

で検索してみてください。


さて、この曲の感想ですが
歌詞の意味を考える記事にしようと思っていたのですが
【ええカッコしぃ】を・・・
かっこつけようとして上手く進みませんでした(/ω\)

これじゃ駄目だと自分に正直になった結果、まず私の目線での前提をお話しします。

やはりこの前提は私にとって大切なんだと改めておもいました。

作詞家、作曲家

アイナナのストーリー上
作詞家はアイドルグループのIDOLiSH7の曲にずっと作詞してくれた人です。
IDOLiSH7の7人に対して、親心的な感情を持っているのだと考えています。

そして作曲家は、IDOLiSH7のメンバーの1人の大切な人です。

先に曲があって、その曲を聞いて、作詞家が詞を書かれています。

そして、作中のこの『Sakura  Message』の歌詞が作られた経緯は悲しいものです。

※もちろん、現実に作詞作曲した方をおろそかにしている訳ではありません。むしろ、作品を織り交ぜながら〇〇も混ぜている真崎エリカさんには平伏するくらいです。

心を打つ歌詞

“いつでもキミをひそやかに想ってる
その心が閉じ込めた悲しみも
咲いて そして 地に還る薄紅の
一途さ写したように”

“咲いて そして 地に還る薄紅”
桜をこんなに情緒的に表した言葉があるでしょうか………


“願うこと 今ひとつ叶うなら
思い出をかき消すくらいの 明日になれ”

“思い出をかき消すくらいの明日”
かき消す とは
すっかり消す、跡形もなく見えなくする意味

歌詞の中には
“心が閉じても” “眠れずいた” “不安” “強がる肩が震え” “悲しみ” と悲しい表現がみられます。
それを紐づける、作中のエピソードもあります。
「跡形もなくする明日を願う思い出(=過去)」とは、悲しいものなのでしょう。
その過去をかき消してしまうくらいの良い明日が来るように願う。

ずっと歌詞中で
願っている事
それくらいしか出来ない と
キミを想い

“せめて春の雨に濡れないように
枝葉を広げて 風が止むまで抱きしめていたい”

ここも
“せめて~いたい”と表現されていて
見守るしかできない様子が伺えます。

作中の作詞家はIDOLiSH7のメンバー1人1人の過去は知りません(2024.3現在)。
けれどデビュー前からずっと見守ってきた人物です。

悲しい経緯はあったこの『Sakura Message』だけれど、それでも、そんな思い出もかき消すくらいの明日を願う。
作詞家の方の精一杯のメッセージ。
そして
現実の作詞家真崎エリカさんの、IDOLiSH7のメンバーに、そしてマネージャー(アイナナプレーヤー・ファンの名称)へ向けてのメッセージなのかなと思います。

最後のサビの部分で気づくこと

“気付けばこんなに今日の世界を
伝えるための言葉がならんだね
Sakura… 願うこと今ひとつ叶うなら
思い出をかき消すくらいの明日になれ”

最後のサビを受けて、もう一度曲の最初から歌詞を拾うと
“出逢えたのならはなれても 消えないものを知ったよ”
“気付いたここから見える世界は 着飾らずに言うなら宝物”
と今日の世界も大切なのだと言うことを伝えてくれています。

今日が悲しい日でも
何もない日でも
楽しい日でも
その今日を思い出にして
その思い出を
かき消すくらいの
明日を願う
そんな
春に咲く桜の樹の歌
なのではないかと思うのです


アイドリッシュセブンに関するnoteはこちらにも

ここまで読んで頂いてありがとうございます☆
スキして頂いたら嬉しいです♡
それではまた(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

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