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大麻製品・CBD初心者の方へ🔰

日本で暮らしていると「大麻」=「犯罪」という認識が一般的ですよね。
現行の大麻取締法は、大麻の栽培や所持を禁止していますが
昨今、若者の大麻乱用が大きく報じられ、今後は「大麻使用罪」も創設されることが決まり、更に取り締まりが強化されてゆく流れとなりそうです。
しかし、その一方で厚生労働省は、大麻由来の医薬品を解禁することも決めたそうです。

つまり、日本では今後も大麻を【タバコ・お酒・コーヒー】と同じように嗜好品として吸引したり、摂取することは禁止としましたが

医療用としての大麻は解禁される方向性であることが明らかとなっています。

日本では医療用に限り、大麻に関する法律が緩和される動きとなっていますが世界ではどうなっているのでしょうか??

下の世界地図は大麻の合法、非合法を表した分布図です。
赤色の地域では大麻を使用すると違法となりますが、赤以外の地域では逮捕されることはありません。

Wikipedia参照

国家や文化の違いから、一概には言えないと思いますが
これが大麻ではなく、ドラッグの代名詞「コカイン」だった場合
この地図は真っ赤に染まってしまうことに間違いはないでしょう。

ちなみに日本と同じアジアの国「タイ」では、2022年6月に大麻を規制薬物から除外し、家庭栽培や医療目的での使用を解禁しています。

大麻Shop

事実上の大麻解禁となり、大麻ショップの急増や大麻目的での海外観光客が増加しているとメディアでも報じられています。


バドガールならぬ大麻ガールまでも?!

そうなると「日本でも合法に?」
な〜んて事にはならないと思います。
日本は新たに「大麻使用罪」を創設する程、取締り強化の動きを見せています。

そこで今「CBD」に注目が集まっているんです。


皆さんご存知だと思いますが、CBDとは大麻からとれるカンナビノイドという成分の略で、つまり大麻の一部です。
今、ネット通販や雑貨屋などでCBD製品、つまり大麻製品を購入できますが、違法にはならないのでしょうか?
もちろん合法ですよね。

何故、合法なのかを説明すると、大麻取締法の歴史やGHQなど…
眠たくなる話になってしまうので簡単に言うと、違法成分が含まれていないからです。

大麻を吸っていわゆる「キマる」という状態になる為には、大麻の中でテトラヒドロカンナビノール(通称THC)という成分が含まれています。

一方でCBDは精神へ与える作用(精神作用)や中毒性がないことで知られています。
また、不眠、不安、うつ、疼痛、てんかん、がん、片頭痛など
多くの効果が得られるということからCBD製品に世界が注目しています。

CBDについて理解してしまうと「結局、日本でキマる大麻はダメなんだ…」という答えに辿り着くのですが驚くべきニュースに皆さんも衝撃を受けた
かと思います。

2022年3月17日 大麻成分の一部を加工した危険ドラッグ「HHC」の販売や所持が規制されるとメディアが報じたのです。

現在は違法となったHHCリキッド

更には若者らの間で「高揚感が得られる」と急速に広がってしまい
規制前には東京で購入者の行列が発生する程の人気となっていたのです。
つまりはキマる大麻成分が入った製品が日本国内で合法的に販売されてしまっていたという事になります。

この時代に何故そんな事件が起きたのか?
先ほどのCBDの話を思い出してください。
本来、大麻は日本で禁止されているにも関わらず「CBD」は合法です。
つまり、現時点では大麻に法の抜け道があるということです。
その抜け道を利用し、HHCと呼ばれる成分は日本で流通した結果、HHCが2022年3月に禁止薬物となり、現在はまた新たな成分が流通しています。

次のページでその新成分について勉強していきましょう。





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