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キタダmusic room 7 目は歌ほどにものを言ふ  Vaundy『トドメの一撃』『踊り子』

 

最近、Vaundyの『トドメの一撃』をよく聴いている。


メイキングのなかでもVaundyがコメントしているが、「SPY×FAMILY」のために書かれた曲でありつつ、「SPY×FAMILY」を観ていない人でも詞を楽しめるように書かれている…うん、納得。
MV製作スタッフが新たに解釈した世界観には、作者のVaundy本人も唸ったようだけど、この世界観にリアリティやすごみを吹き込んでいるのは、やっぱり主演女優だろう。

長澤まさみさん、やっぱりすごい。
表情が、目がすごい。

メイキングを最後まで観て、不覚にもこみあげるものあり。
メイキング↓


長澤さんの実力が堪能できる一本ですね。
Vaundyの曲と「目」といえば、

 
小松菜奈さんの「目」がすごい。
ヒッチコックの『サイコ』へのオマージュか?と思われるシークエンスも挿入されているけど、このMVの世界観も、どこか現実にはない場所のよう。けれども妙にリアリティがある。たとえるなら…夢のリアリティ。そのふしぎな現実感もファンタジックな要素も、両方、女優の「目」が齎しているもののように感じる。

Vaundy自身があまり「目」を見せないこととも逆説的なアナロジーになってて、いいね。



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