大人の自由研究！暇を持て余した極貧アラサーの昔話！ 秘密開墾編
親が寝静まる22:40。なんとか山間地民族風焼き畑の刑を逃れ、落ち着いて農業に手を着けました。
台所で怪しくごそごそと作業を進めます。
豆苗を野菜室から取り出すと、裏側に手引きが書かれている事に気づいてしまいました。
まさかのメーカー推奨。
栽培の仕方を教えてくれる食材。ますますコスパが良いのではと思わずにはいられないですね。88円得させに来ているわけですから！！
でもここに書かれている三項目で本当に出来るんでしょうか…。
とりあえず開封の儀
この状態ではまだ青臭い匂いはせず、モジャモジャの塊という印象。
触った感じは押し固められたような触感、なんだか不思議。豆苗は触ったことがないので、思ってた以上の固さに驚きました。
新芽を残していないと新しい命は産まれません
そして伐採開始。ハサミを使って枝葉より上を切り落とします。
歯切れ良くシャキシャキ切れていくので気持ちいい。と感触を楽しんでいると、不意に公園の清掃業者が作業中の時に横切った時のような匂いが鼻を突き上げました。
草特有の青臭さが鼻腔を貫いて、拒絶反応が出そうになるのを必死で我慢。
案外苦行
伐採終了。斬り倒された葉はモヤシと一緒にザルへ。
そしてこれが伐採後。まるで芝生のようにいい感じな仕上がり。ここで包丁を取り出してこれを二分割。
なぜここで二分割するのか、というのも前々から気になっていた事があった訳です。
豆について調べていると、日に当ててる豆苗と当ててない豆苗の成長の差が気になってしまいました。もやしなんかは日光を探してスクスクと豆を伸ばし緑化、枝豆に進化して大豆へクラスチェンジ(もやしの種類による)すると聞きました。
豆である以上、豆苗も同じかもしれない。なんにしても調べればわかることでしょうが、実験気分も味わいたいので、日当たりon日陰の両方で育てる事にしました。
やはり想像より硬かったが、無事切断できました！
陰と陽
日当たりが良さそうな窓際の台所にジョセフィ～ヌを設置。我ながら自然な雰囲気になってますね。それに陰キャが飼ってそうなポメラレニアンの名前っぽいので、間違いなくスクスク育つことでしょう！！
そして日陰にも設置
もう既に陰キャラの雰囲気を纏う彼は、元々そこにいたような貫禄があります。
個人的には君に一番育って欲しい！！名前は適当に「天草四郎時貞」にしています。
後処理
残った具材は勿体ないのでごま油で炒めちゃいました。
量多いな！！思ってた以上のボリューム。なんとか、食いきりました。苦しかった…
そう言えば
菜園をしていた時期に母親がプチトマトに名前を着けていたのを思い出しました。
「ゴロリ」という幼稚園児くらいのネーミングセンスを憚る事なく、お手製ミニプラカードを作ってプランターに突き刺していました。それならば俺も作ってみよう。愛着も沸けば更に意欲的になれるかも！
意気揚々と画材にマジックの筆を下ろしていきます。
白い紙に描く赤い文字が懐かしい。高校の文化祭、看板作りを一人で黙々と進めた夕暮れ時が甦ってくるようです。冷たい床の上にブルーシートを引いて……あれはなんで引いてたんだっけ？
一つの疑問が、目の前に起きてしまった事実を現せます。
やっちまった！！
しかも油性で。完全に四と言う文字が血痕のようになっていました・・・。一生の不覚・・・。というか母親に怒られるのだけは避けたい！！バイクのチェーンクリーナーを振りかけて事なきを得ました。奇跡を信じて拭き続けるのみ。
なんとか事なきを経て、紙カード作成。
完成
案外なんとかなるものですね。形は作って残りは後日。
がんばる！！
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