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精進(人の生きる意味)

 人は母親から生れ落ちてのち、愛情を与えられながら育っていく。そして、私の場合は8歳の時に人生で初めて強烈に死というものについて考えた。その時、私は母にすがりながら問うた。「僕はいつか死ぬの?」母は優しく大丈夫よと答えた。その後自分の部屋に戻り、なぜ私は生きているのかを考え始めた。大体20歳あたりで、大人たちはみな大半は人生の意味は精神的修行にある、ということを本で読んで何となくつかみだした。
 精神的修行、それはつまり、精進することである。自分の体を鍛え、限界まで走り込みを行い、多くの本を読もうと努め、勉強の深みを目指し、深夜遅くまで学習する。
 私は現在29歳である。私は毎日の精進の中で、ある一つの哲学を組み立てた。
 毎日を元気で充実した生活となるように、早寝早起き、ほぼ毎日の有酸素運動、家事の手伝い、歯磨き習慣に、一日の午前中の2時間は勉強スケジュールに充てると計画し実行している。特に大切なのは、午前中の二時間の勉強スケジュールである。この勉強で自分を伸ばす足掛かりを得ようと考えた。
 これにプラスして、できる限り平静を保つように努めることである。心を乱されることが雨のように降ってくる日々において、平静を保ち、いけると確信するまで待つということに努めるのである。

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