見出し画像

12月31日 午前4時

皆さん年の瀬ですね。
僕も年の瀬は引きこもって過ごそうかと考えてましたが、アウトドアな親に付き合って初詣へ繰り出す運びとなりました。

年の瀬は、いつもドラクエ10にログインしています。
クエストに繰り出してバンバン遊びたいからではなく、見ず知らずの誰かさん達と一緒に
「ハッピーニューイヤー!!!!」って飛んだり跳ねたり踊ったりしたいからなんですね。

あの年の瀬、オンラインの世界で年を越すことって僕にとってはかけがえのない想い出のひとつなんです。

あの瞬間だけはどんなにガチ勢もライトユーザーも一緒になって新年を祝えて喜んで…ってできる。
でも年を越してしばらくしたらみんな各々やりたいことのためにルーラで散っていく。
そんなあっけない感じもまた面白くって好きなんですよね。 嫌いになれないというか笑

こういう体験を振り返って最近思うのは、
このコロナ禍でリアルの世界における人の繋がりが薄くなりつつあるからこそ
こういったオンラインの世界で知らない誰かと一緒にぴょんぴょん飛び跳ねる、なんてことに対してより一層の感動があるんじゃないかという事です。

昔なら都会や街に繰り出しては
名前も知らない誰かと一緒にカウントダウンなんてしてみて、年を越したらワイワイ言って盛り上がる。
こんなこともあり得たのではないでしょうか?
(今もあるのかもわからないですが…)

それがコロナの蔓延をきっかけに、動きに制限がつき相応の動きを求められるようになることで、そんなことができなくなる。
そこにはやっぱり寂しさとか孤独感とか、そんな気持ちもあったんじゃないかなって思うんですよね。 今まで顔を見合わせて大喜びしてたのですから余計に。

だけど今の世の中、デジタルという魔法のおかげでオンラインの世界が構築されました。
それがきっかけとなり、リアルで出来なかった知らない誰かと新年を祝うみたいなことができるようになった。
あの頃とはちょっと形が違うけど、似たようなことがまたできる。
きっとそれは過去を生きた人たちにとっても、これから経験するであろう人たちにとっても、
かけがえのない体験になることだと思います。

話はとっ散らかり放題ですが、
この体験と感動を誰かの心に行き渡ることを密かに祈って2022年を終えようかと思います。

今年は何かと辛いことばかりが起きましたから
ちょっとの間でも些細な喜びを知らない誰かと分かち合うのも悪くないですよ。 きっと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?