算数 2ケタの筆算 導入の流れ
2学期最初の算数は2ケタの筆算(足し算)
それを次のように進めました。
場面絵から情報の読み取り
2人の子どもがお菓子屋さんにいます。
何が見える?
と問いかけるところからスタート。
・おかしがあります
・子供がいます
・困ることあありそう。
この「困ることがありそう」でちょっと立ち止まって
どういうこと?
と問い返しました。すると
お金が足りなくなって。だって・・・・
とお金に関する話を始めました。お金に話をもっていくとは、なかなか鋭い2年生。
立式
みんなはお菓子何個買いたい?
と尋ねながら、絵をみていくと、2個と言う言葉。
何と何を買う?
と尋ねると、素直な子ども達。組み合わせを全て発表してくれました。
まだあります!!
と言って、どんどん(と言っても3種類ですが組み合わせ)出してくれました。
さっきお金が足りないっていっていたけど、先生だったらお金ないから、ちょうどしかあげられないな。どうする?
と聞くと
計算する!!!
と子ども達。そこで立式を行い、
筆算でやった
というので、筆算もついでに。
難易度の選択
筆算が3つ出てきたのでここで子どもたちに問いかけ
どの計算が一番簡単?
すると、まず意見が割れます。
そこで、アンケートをとってみることにしました。
グーグルフォームを使ってのアンケート。
一番簡単なものは?と問うとこんな感じで差が付きました。
そこで、
一番簡単って思った人が多いよね。そのわけわかる?
と問いかけました。
すると、子ども達は
1の位を計算すると12ですよね。この10をとなりに持っていきます。
と、1学期やった1の位から10の位への繰り上がりをこたえます。
続いて、一番難しい計算をアンケートにとると、これもまた、圧倒的な差。
詳細は省きますが、総括すると
・一の位、十の位、両方に繰り上がりがありそううな計算が一番難しい
・十の位が繰り上がりそうなものが2番目に難しい
といことになりました。
難易度の選択によって
難易度を考えさせることで、子ども達は
繰り上がりがどこにあるか
という目で筆算を見ていました。
これは、次回以降の学習の見通しをもったことにもなります。
この難易度の順番が学習を進める順番。すなわち単元計画になりました。
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