新型コロナ、ナース奮闘記#「ホテルは出る?」その3

「ホテルはおばけが出る」という話を聞いたことはありませんか?

 ホテル=おばけ は、ホテル業界、旅行業界の方には結構知られていることらしいです。

  ちなみに
 私が働いていたホテルでも、不思議体験をした人が・・・

  不思議体験3「誰が電話したの?」
 私が勤務していた宿泊療養施設はビジネスホテルの1棟借り上げでした。
 感染者の急増に伴い、宿泊施設を増やした形なので、療養者の受け入れまでは毎日ドタバタでした。

 療養者さんと本部のスタッフは基本的に感染予防の為、日々の業務の中では接することがありません。やり取りは、内線電話での朝夕の健康観察報告が基本です。

 ですので、受け入れ前に内線電話が機能しているか確認していました。
 
 まだ療養者さんがいない状態なので、スタッフがすべての部屋を回り、本部に電話をかけ、きちんと繋がるかを確認していました。

 リストを作り、
スタッフAが「607号室からです。」と本部に内線をかけ、
本部スタッフが607号室に折り返します。きちんとやり取りできればOK、次の部屋へ。


 の繰り返しです。

 という作業中、
本部の内線電話が鳴りました。

 本部スタッフが電話に出ても「…」

何も聞こえません。

 内線の故障を伝えるためにスタッフは医療用PHSを携帯していたので、
本部スタッフ「今の電話聞こえませんでした。」 

ところが
「今、廊下です。内線掛けていません。」

とのこと。

じゃあ、誰が内線掛けたの???ということに。

 電話機が掛けてきた番号がわからないタイプだったので、結局誰が、どこから掛けてきたものなのかわからないまま、療養者さんの受け入れ開始となりました。

 



#未来のためにできること


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