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自分よ、頑張れ!!

誰に何を言われようと、頑張るには自分の意識や長い道のりだと
分かっていても、動けなくなる人が多い中、私もそこに入るのか?
と問われれば、立ち止まっては終わりだと、自分との戦いに勝つしか
道は無い。日々それが続く。何故だと自分に問う。
それがお前の道だからだと言う。そして今、私は思う。

分からない事だらけだ。いくら知識を詰め込んでも活かせなければ
無意味に終わる。そう、今は担当が変わり話してないが、
以前、話していた保健士さんにある事を聞かれた。

「1日しか経って無いじゃないですか」
私が前日は頑張ろうと思っていると話したからだ。
私は言った。「普通の人にとっては確かに1日に過ぎないけど
自分はあまりに多くの負が1秒に幾つもの負が下りてくるんです」
だから今もこうして書いているが、解決もしないし、決着の付け所も
無い。いくら強がっても、本当の自分を表せるのはここだけだ。

人は絶望から這い上がるには、どうすればいいのだろうか。
私は小さな希望も抱かず、また東京に連れてこられたが、
連れてきた人は、なんの勝算もないまま連れて来た。
私はその人に失望した。それさえももうどうでもよく思える。

人前では、らしく振る舞うよう躾けられた。無意味なストレスが
残るものだけを私に残して、私は私から逃げ出した。
逃げ場はどこにもない。それが現実だ。人前では強がり、今は部屋で
一人電気も暗い中で、YouTubeで音楽を聴きながら書いている。
音楽を聴きながらでも、ここまでヤバいとは、正直疲れ果てている。

自分しか答えが出せない問題に対して、今の私はダメージを
受けすぎている。私の心は誰にもさらけ出せない。そう育てられた。
ここには心に思う事を書いている。

あの全てが嘘だった日。私はその日も父親に騙され、私が正しいのに
正しくない父の兄弟の叔母や叔父に、思い出すだけでも脳に痛みが走る。
そう。騙され尽くした後、私は叔母や叔父に非協力的だった事を涙を流して
謝った。そして人生が終わるまで続く事も分かりつつも、裁判で証言する事を言った。叔母も叔父もただただ喜んだ。

クソッタレだ。父の嘘に乗っかり、奴等は私を死ぬまで裁判漬けにする気でいた。それまでの数年間もずっと騙されながらも、癌の進行度が速いことを告げて、何もかもが嘘にまみれていた。

私が泣いて謝る姿を見て、少しの罪悪感も見せなかった。一切見せずに
喜んでいた。人を騙して、しかも一応は親族で名声もありながら
平然と大喜びしていた。私が甘かった。

父が弟を殺そうと相談に来た時に気づくべきだった。
目的の為なら手段を選ばず、どう考えても私が犯人にされる。
結局それすらもどうでもいいと考えていた。

昨夜、良い夢を見た。私は手に槍を持ち、邪魔をする奴等を押し切って
母親を刺した。刺してもまだ更に深く刺した。
私は起きた時、一瞬だが嬉しかった。
奴等に結局一矢も報いる事も出来ず、今、私は同じようになっている。
そのうち、彼らのようになるのだろう。

奴等は論外だったが、私は常に先手を取る。
この死への渇望が消せる自信が無い。私は数年耐えた。
もう十分なはずだ。私には見出せない。
誰もが疑う話を、話しても人は知識の中でしか答えを出さない。
つまりは私の精神が疑われると言う事になる。

あいつは何年耐えたんだろう。孤独で気が狂いそうに何度も
繰り返し生きながらにして末路は見えている。
あいつのあの背中で私は全て分かったつもりでいた。
私に助ける術は無いと思ったのは正しかったが、これほどとは
あいつは毎日、あの人気の無い公園で弁当を食べて、家でも一人で
話し相手がいない日々を送っているのだろう。

まだまだ続く人生が既に終わっている事には気づいている。
基本的には賢い奴だったからそれは悟っているのだろう。
しかし、逆に辛い事になる。死ぬまでの道がもう決まっている。

私も似たようなものだ。死までの道は決まっている。
だが、あの映画で言っていた。個性のある賢い元刑事が
自殺もしようとした。でもその気力さえ消え失せた。

人は人を本当に理解するには、同じような体験をしなければ
分からない。自分だけが不幸だとは思ってない。
特に忘れられないのは、やはりあの兄弟の事だ。

小学生低学年が首吊り自殺をする気持ちは
当然、私や友人よりも辛かったはずだ。それは分かる。
助けも無く、成績が悪ければ虐待を受けていたのだろう。

私も罰として殴られたりもしたが、お灸を意味も無く盛られて
火傷するまで耐えさせられた。何故今まで生きたのか?
あいつにも聞きたい。

私はあの全てが嘘だった時、臓器バンクに登録した。
せめて最後は役に立つ終わりにしたかった。
タイトルに頑張れとある。記憶を辿ると
ロバート・オッペンハイマーが出て来た。

彼は自殺の道も考えたはずだ。だが、彼は生きて償った。
日々耐えられない戦いだったであろう。すごいと思う。
違いは彼は生きて償った点だ。その道も険しい。
私は賢者を求めてこの東京に来た。一縷の望みだ。

しかし、賢者はいなかった。
夜明けはまた来る。
私の夜明けは私が動かなければ来ない。
それだけは確かな事だ。久しぶりに己の真実を語った。
また明日、少しづつ進もう。


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