喧嘩稼業12巻 合気道 芝原剛盛の台詞
“人生の目的を知らず百年生きるより、
人生の目的を知って一日生きるほうが遥かに尊い”
私の好きな漫画である喧嘩稼業での
癌になって、余命もあまり無い合気道を
極めた男のセリフになります。
この『喧嘩稼業』の前作であった
『喧嘩商売』で出てきた個性溢れる強者たちが
一同に集めてワンデートーナメントを主催する
田島彬と優勝者は後日戦うという話になります。
この漫画家である人物自体が面白いので、
多分、BかAB型だと思います。
喧嘩商売では笑いあり、シリアスありの漫画で、
訴えられても仕方がないほどの面白ネタも
沢山ありました(笑)
編集部の方でも、面白い漫画家であるから、
切れないのでしょうが、かなり適当な人で、
編集者は度々、この漫画家である木多康昭
と言う人に「これ確認取ったんですか!?」
と編集者が尋ねると、平然として、
「勿論取ってますよ!」と言いつつも、
許可を取ってない事も度々あり、犯罪者ばり
に目線だけ黒くして登場させていた事も
多々ありました。
しかし、銀魂もそうでしたが、笑いもあり、
真のシリアスもあり、感動もある漫画とは
滅多に出会えません。
この喧嘩商売。喧嘩稼業は実に面白いので
すが、男性に勧めるべきで女性にはあまり
微妙なようだと、木多康昭も言っていました。
飲み会などで、自分の名前を言うと大抵は
関わりから逃げるように嫌われると書いて
ありました。
喧嘩稼業になり、笑いメインの話は減り
ましたが、所々に笑いは入っていますが、
喧嘩稼業では陰陽トーナメントという
形でトーナメントが開催されました。
闇で生きてきた人間と、表舞台で活躍
してきた人間を戦わせる等して、
アクション描写に使えますし、話自体も
とても面白いです。
“人生の目的を知らず百年生きるより、
人生の目的を知って一日生きるほうが遥かに尊い”
この言葉は末期癌でありながらも、薬物注射に
より、全盛期で戦えるようにして、戦いに臨む時に、
言った言葉になります。
相手は、喧嘩王と呼ばれた空手王との戦いに
なりました。
この漫画は私的にはお勧めできるほど、
面白い漫画です。
この言葉は私も共感を持てます。
何もせずにダラダラ生きるよりも、
明確な目的の元、1日に全てをかけて
生きる事の方が、生き甲斐もありますし、
人生としては満足できると納得できる
からです。
主人公は高校生で田島彬が主催する
陰陽トーナメントに当然、名前はありません
でした。彼の師である人物はトーナメント
に名前が出ていたので、主人公である
佐藤十兵衛は何とかこのトーナメントに
出場できる方法を考え抜きます。
佐藤十兵衛は強さでは一番弱いですが、
策士としては一流で、その布石に布石を
敷き詰めた石段を上がるように、とにかく
勝つために持てる力の全てを使います。
誰もが優勝できるほどの実力者たちを
相手にします。陰に生きてきた人間は、
勝つためなら何でもする人間で、陽の
人間はスポーツ選手などで命懸けで
は戦っていない事がよく分かります。
陽の人間たちも陰の戦いを目にして、
陰陽トーナメントの意味を知り、
使ってはいけない技も出さなければ
負けるという事を知り始めます。
この喧嘩稼業では何度か感動できる
シーンもありました。
戦いの最中であっても、そういうシーン
を見事な表現方法で描いています。
一応、喧嘩商売なら、喧嘩稼業に出場
する選手の概要的な漫画は別に出ています。
安価で出ていますので、興味を持たれました
らご覧ください。