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「私たちにその夢を追う勇気があれば、すべての夢は実現する」ウォルト・ディズニー(アニメーター・プロデューサー)

誰もが知るミッキーマウスを創造した人だ。
そんな彼も過去の偉人たちの言葉を糧にして
成功を収めた。
しかし、それは決して簡単な事では無かった。

特に日本人に言える事だが、日本人はうわべだけ
で思い込む人が多数いる。
日本が勝ち取った平和では無いからだろうか、
特に近年、愚かな思想が蔓延はびこるのが
目立つようになった。

この事についても私は以前、分析をした事がある。
平和すぎる日本人の世界は、本来の世界とは
別次元の世界にあるようになってしまった。

つまりは世界から大きく出遅れているという
事になる。
後手後手に回ってしまい、今現在、これまでの
ツケが回って来ていると言える。

これは私の人間哲学の持論だが、
「多くの人間は何年経っても、人間としての成長はない」
私がまだ哲学と出会う以前から
思っていた事の1つだ。

我々、人間は同じ過ちを繰り返す以上、
人間としての成長は無いと言う意味の言葉になる。

文明は時代が進むにつれて成長を果たす。
それをつくるのは人間ではあるが、
人間という生き物を深く見つめると、
同じ過ちを繰り返すと言う事は、人間としての
成長はしていないと言う事になる。

仮に成長していれば、過去に事例がある以上、
問題を回避する事は可能ではあるが、
それを全く活用できてないから、同じように
苦しい世界を何度何度も繰り返す。

過去の偉人たちは、更に過去の偉人たちから
多くを学び、それを活かしてきた。
それは人間が誕生してから変わる事は無い。

ウォルト・ディズニーと言えば?
この問いに正解できる人は
果たして何人いるだろうか?

簡略的な事しかおそらく答えれないはずだ。

しかし、現実は思っている事とは
全く違うのが事実だ。

彼もまた多くの失敗を繰り返し、人間として
成長した後に成功を収めた。
失敗無くして成功は有り得ないのだ。

三国志で有名な諸葛孔明も、過去の偉人から
自分のあるべき姿を作り出し、彼の場合は
春秋時代の呉起を手本として、死ぬまで
その生き様を貫いた。

世界で名を上げた人は、誰もが過去の偉人から
何かを得て、それを活かして成功している。

過去で起きた事は、我々にとって非常に大切な
事である。実際に起きた事の結末を本当に
理解し、知る事ができているのであれば、
失敗を回避する事は可能なのだ。

ウォルト・ディズニーの人生も
波乱万丈そのものだった。
難しい時代に生まれ、失敗も何度もし、
それでも彼は諦めずに夢を追い続けた。

今では信じられないだろうが、
「白雪姫」は大ヒットしたが、
「ピノキオ」は大失敗した。
借金をし、ヨーロッパでは戦争が起きていて
映画そのものが、見てもらえない時代になり、
株価は大暴落して、倒産寸前まで追い込まれた。

しかし、多くの人はそれを知る事は無い。
多くを知る事によって、夢が広がる事も知らず、
塵にも等しい知識しか無いのに、
あたかも知っていると思い込んでいる。

賢い人ほど、賢くなる難しさを知っている。
自分が賢いことを認める反面、
常に不安もあるが、上を目指す事を忘れない。

人間は状況次第で簡単に変貌する。
それは天使から悪魔に変わるほど変貌する。

現在の日本人にも夢を追う事の大切さを
知る人もいる。今、生きている日本人だ。
実業家、著作家の高橋歩の言葉にある。

「夢はいつも逃げない。逃げるのはいつも自分だ」

この言葉はまさにその通りだと言える。

過去の偉人を知らずして、成長する事は難しい。
人間の寿命は多少は長くなったが、
結局、生きる時間に、大きな差はない。

過去の歴史や偉人たちは、実際に体験し、
経験した事を言葉として残している。

人生の中で生まれた事を、短い言葉の中に
詰め込んで、我々に託している。

ハッキリ断言できるが、過去や過去の偉人を
知らずしてそれ以上の人間には決してなれない。

世界に名を残した人々は、過去から何かしらを学び、
それを活かして、我々に繋げようとしてくれている。

ウォルト・ディズニーも正にその中の一人だ。

多くを知る人は必ず、過去から学ぶ事を忘れない。
過去は現実であり、それは時代が進んでも
同じような事が起き続ける。

私もまだまだ自分では駄目だと思う反面、
自信もある。
この相反する二つが、成長には必要なのだ。

決めつける訳では無いが、40代から成長しようと
しても無理だろう。
頭が固くなれば、それ以後、人間的な成長は
見込めない。

私の意見では32歳までには、最低限の知識である
過去から学ぶ精神を持たないと
難しいと思っているが、以前、カウンセラーと
その話をした時、カウンセラーは27歳くらいが
限界だと言っていた。

それほどまでに、固定観念から脱するのは
難しいものであるからだ。

我々は今、正に、危機的状況に直面している。
残念ながら手遅れになってしまったが、
今から再建の事を考えれば、
地獄のような時代が過ぎ去る事を、
少しだけなら短く出来るだろう。

大変なのはもう変わらない。
変わらないものに対して、
悩むのは無意味な事だ。

先手を取るには、今から来る問題を受け止めて、
その後の事を考えるべきだと思う。

それほどまでに回避不可能な問題を
日本は抱えている。
私はそれでも自分の夢は捨てずに
追い続ける事にした。

夢は叶えた後にも続きがある。
実はそれが夢の醍醐味でもあるから
私は夢を追い続けるのだ。


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