見出し画像

「人生はチェスと違う、詰みの後もゲームは続く」アイザック・アシモフ(作家・生化学者・エッセイスト・歴史家)

彼ほど多くの事に取り組んだ人は
珍しい。
72歳まで生きた彼の人生は、我々と同じ
現代まで生きていて、
1992年で彼の人生は幕を閉じた。

作家として彼が手掛けた本は500冊を超えて
おり、それ以外の事にも意欲的に取り組んだ。

この言葉は、私が好きな言葉の中でも大いに
頷ける言葉である。

よくゲームだからと気楽にとかいう人がいるが
私的にはゲームであっても、真剣にやらないと
面白くない。
日本でも戦国時代の武将たちは囲碁をもって
戦略などを立てたとある。
ゲームに対して意欲が持てない人は、
何をしても駄目だと私は思っている。

そしてそのゲームを本当に楽しんでいる人に
とっては、不愉快極まりない言葉でもある。
将棋だからとか、囲碁だからとかではなく、
注目を浴びたeスポーツだったら
どう違うのか、
アプリゲームは正直私的にはゲームではない。
ほとんど頭を使わずとも、誰しもが気軽にできる
暇つぶし程度に思っていても
真剣にやっている人も多数いる。

それはMicrosoftが一番知っている。
歴史をさかのぼれば分かるが、
現在eスポーツと呼ばれているゲームを
作ったのはMicrosoftのゲームだった。

世界では爆発的に売れたゲームであり、
シリーズ化され続けていて、番外編の作品も
あるが、日本では売れていないだけで、
世界中のゲーマーなら誰もが知っている。
「エイジ・オブ・エンパイア」シリーズで
現在はⅣまで出ているが、Ⅲまでの時点で
世界中で1600万本以上売れたゲームである。

日本人は複数の事を同時にする事を苦手と
している。基本的に本家のeスポーツでは
一応、ストップ機能はあるが、生産から
敵の動き、兵士の増加、等色々な事を同時に
こなさないとすぐにやられてしまう。

日本で流行しなかった事には、
主に2つの理由がある。

一つ目は高性能PCの普及率が上がる。
一般の電気屋等で販売しているPCでは
スペックが足りずプレイ出来なかった。

二つ目の理由は先ほど挙げたものになる。

PCでの販売はし続けているが、
Microsoftは一度だけPS2の時に実は日本で
出した事があった。
私は買ったが、市場的には全く売れず、
それ以後、据え置き機では一切出る事は無かった。

そこにも問題は一応あった。
私は何とかプレイしていたが、元々PC用に作って
いる為、マウスが必須に近いものであった。
PS2で売れなかったのは、それは理由では無いが、
やはり主なのは、ゲーミングPCの普及率の問題
だろうと思う。

非常に面白いゲームに仕上がっており、Microsoft
としても相当な力作になっている。
Ⅲでは日本語翻訳版も出て、当時、海外ドラマが
流行していた事もあり、ジャックバウアーの声優
である小山力也氏が、ストーリーモードの
主人公の声を担当するなど力の入れ方が分かる程、
実に素晴らしい出来栄えとなっていた。

対戦モードもあったが、ストーリーモードだけでも
充分楽しめる作品だった。
Ⅲで終わりかなと思っていた矢先、数年前Ⅳが発売
され、また面白くしているんだろうなと私は思った。

そしてより簡略的にする事で、eスポーツに繋げて
いったが、リアルタイムストラテジーの本家は
Microsoftのエイジシリーズだった。

アシモフはチェスに見立てて、人生を説いたが、
チェスは言わば過程の事であり、必ず誰もが
通る道とは限らない。

人生では避けられる道と、避けたくない道がある。
避けられる道を選ぶ限りゲームの中から
抜け出せないものであって、避けたくない道に
勇気を持って進む人だけが、ゲームから抜け出せる。

実際、永遠にゲームの中にいる人の方が圧倒的に
多いが、ゲームの人生も楽しいのは良く理解しているが、
現実の人生のほうには苦楽があり、それを乗り越える
事こそ人生の醍醐味とも言える。

恋人が出来たり、別れも経験していく事によって、
人は成長していく。色々な事を知る事によって
周囲の目線が変わったり、自分の実力を発揮して
こそ生を感じる。

誰にも知られなくても、自己満足できるのは
人生の中にある。

アシモフの言葉のように、詰んだら先へ進むのが
本当の人生と言えるだろう。
自分に打ち勝ち、自分の人生を掴み取れ!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?