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舞台『カラ降るワンダフル!』観劇レポ①

劇団ドラマティカACT3『カラ降るワンダフル!』11月3日(金)13時〜公演を観劇してきました。

【劇団ドラマティカとは】
ゲーム『あんさんぶるスターズ!!』のキャラクター数人が所属している演劇サークル。

今回は、その2.5次元の舞台です。普段の舞台とは異なり、原作ストーリーにはないオリジナルストーリーが描かれています。
演劇サークルなわけなので、いわば劇中劇のような形で。“宮崎湧さん(俳優さん)演じる真白友也くん(キャラクター)演じるアリス(今回の役)”みたいな、ややこしいことになってます。演じるのも難しそう。

そんなキャラ崩壊とか解釈不一致を起こしそうな舞台を観に行くなんて、もともと2.5次元という世界に苦手意識を持っていた少し前の私なら、考えられないです…。
まあ、そんな世界にハマったきっかけは、また機会があれば書くとして。

本当に良かった。めっちゃ笑ったし、めっちゃ泣いた。
※ここからネタバレ含みます。


テンポがいいし、小ネタが多くて基本的にはずっと笑ってました。2時間なんてあっという間。

松田岳さんの大阪ネタも良かったです。
「大阪で免許とったら、どこでも運転できるよって言われるけど…そんなわけあるか!!」←共感!!
「許してやったらどうや(吉本新喜劇の茂造風に)」←懐かしい!!
その土地のネタ入れてくれるの、地方公演ならではだし、生モノという感じがして嬉しい。
それにしても松田さん、足が長いこと…。そしてなんか、狂ったキャラなのにちょこちょこかっこいいのなんなん?さらっとアリスをお姫様抱っこしたり、恋人繋ぎしたり…ときめいてしまう…。ミステリアスで基本狂ってるけど、かっこよかったりお茶目だったり、優しさも垣間見えて、なんか憎めないというか、とても好きなキャラクターでした。

私は七種茨くんというキャラのファンなので、もちろん茨くん演じる三月ウサギさんに注目してたんですが…
とにかく可愛いが過ぎる!!お茶会さえあればハッピーなの、単純で超可愛い。普段の茨くんじゃ、こんな姿見れないよ…。
あのよく通る声で「お茶会です〜!」って叫んでニコニコしてるの可愛すぎるよね!?(何回目)
あと、前にあんステのDVD観た時からずっと思ってたんですけど、橋本さんと可愛い振り付けの相性がめちゃくちゃいい。何というか、すごく楽しそうに踊ってくれるんですよね。うきうき、ぴょんぴょんしてるというか。今回もとっても楽しそうにぴょんぴょん踊ってて、はぁ可愛い…ってため息出ました(笑)

ウサギ繋がりでいうと、夏目ウサギもとにかく可愛かったです。ファンサの嵐。夏目推し大丈夫?ってなるくらい、可愛いとかっこいいが溢れてました。入り待ちとか容認しちゃってる白ウサギさん、防犯意識ゆるゆるで心配になっちゃったけど愛おしい。しかもツンデレとか最高。
そんなウサギ2匹のわちゃわちゃなんか、ずっと見てられます。ずっと2匹で椅子取りゲームしててくれ。

あれ、なんか気づいたらキャラ別の感想になってる。
ここまできたら、もう全員分の感想を書いちゃいますね…!

ジュンくんは衣装も含め、とにかくかっこよかったです。歌もダンスもすごく上手で。本当に岸本ジュンくんの、フィジカル強めな踊り方が好きすぎる。なんか見てて気持ちがいい。あと、ドMなジュンくんが私の癖に刺さりそうで危なかった。

斑さんは癒しの存在でした。大きくて優しくて、ずっと明るく場を和ませてくれる感じがまさにママ。おとぼけキャラでとっても可愛らしかったし、きらきらのスマイルが素敵でした。イモムシの奇抜ジャージみたいな衣装を着こなしてるのもすごいけど、やっぱり現実世界の眼鏡&スーツ姿が最強でしたね。ヘアアレンジ・眼鏡・スーツは、私の好きなタイプどストライクなので嬉しすぎた。

北斗くんのチェシャ猫も癒しだったな。可愛くて優しくて友達多そう。というか北斗くん、演技力高すぎないか…!?声色、話し方、表情、仕草全てが“チェシャ猫”だった…。原作の北斗くんに演技上手いイメージあんまりなくて…いやでも好きです。日々樹先輩から特訓されてるだろうし、友也くんの前でかっこ悪い姿は見せられないし、北斗くんも成長してるんだよね、きっと。
個人的には一慶さんのコミカルな表情や、一生懸命なダンスがとっても好きです。

忍くんは、猫のシーンがものすごく好きでした。言葉が通じなくても、飼い主さんのことをいつも想っていて、応援してくれている。そんなことには気づいてもらえないけど、ただ寄り添って眠る。その無垢な健気さに、思わず涙してしまいました。猫好きとか、ペット飼ったことがある人は、このシーン号泣すると思う。
忍くん自身がものすごく優しい子だから、とっても似合ってました。

友也くんはもう、仕草が完全に女の子だった!可愛いのなんのって。さすが、“何にでもなれる”と評される(だった気がする)友也くんだな〜という感じ。
今回、肉眼で表情が見える席だったので、様々な感情の移り変わりを表情や声色で細かく表現しているのが伝わってきて、すごく引き込まれました。
あと、最後の挨拶で「スクラムを組む」というワードが思い出せなくて「タックルを…」って言っちゃったのが微笑ましかった(笑)宮崎さん自身が、すごく一生懸命で可愛らしい方なんだなと思いました。

ちょっとキャラの感想だけで長くなりすぎたので、ストーリーや演出の感想は次に書きます!

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