京都・背割堤(せわりてい)の桜を堪能してきました🌸
【背割堤とは】
皆さん、こんにちは😄
今日は、スイーツ巡りをひと休みして、今シーズン最後と思われる満開の桜を味わいに、昨年のTV番組(確か読売テレビの「ウェークアップ!」)で遅まきながら知った、京都南部の背割堤(せわりてい)で開催されている「さくらまつり」に出かけてきました。
背割堤という名前の通り、木津川と宇治川の合流地点で両者を隔てている堤防であり、淀川河川公園背割堤地区として、国営公園になっています。
(加えて、少し下流で桂川とも合流し、事実上三川が1箇所で合流し、淀川と名を改めて、大阪湾まで流れます。)
1.4km続くこの堤防エリアの両側にソメイヨシノ等の桜の木が200本?並び、桜のトンネルのような光景が続きます。
その様子がこちらです。観光客の受入や地元住民の交流機能を担う「さくらであい館」の展望塔から撮影しました↓↓↓
堤防全体に桜並木が続き、桜のトンネルと呼ばれることが分かっていただけるのではと思います。
ちなみに、昨年撮影したものですが、入り口付近の写真がこちらになります↓↓↓
また、上から、中からだけではなく、下(木津川側の土手)から見る光景も素晴らしく、恐らく樹齢100〜200年はあると思われる枝垂れ桜がずらっと並ぶシーンも壮観です。
今年は枝垂れ桜の下で宴会を楽しむ人々も多く見かけました🌸
【今年の特徴】
昨年はTV放送の翌日に訪問したこともあり、最寄り駅である阪急京都線の西山天王山駅からの臨時直行バスも大混雑となり、現地に着くまでも、自家用車の大渋滞に巻き込まれたのですが、今年はそれほど時間もかからず、比較的スムーズやなぁと感じました(単に慣れただけかも😅)。
その中で、まだコロナ禍の渦中にあった昨年との違いとして、先述の宴会を楽しむ人の存在とともに、以下のことを感じました。
①彼方此方で中国語が飛び交っていたこと
こちらでは、京都市内のような団体客は少なかったものの、数人規模のグループを数多く見かけ、若年層では恒例の「コスプレ撮影」をしている人もおり、「いつか見た景色」に戻りつつあることを実感しました。
②運営協力金の徴収開始
また、今シーズンから「さくらまつり」の来場者に対して、1人100円の運営協力金を支払うことになりました。
この協力金はその名前の通り、当日の運営や会場設営(臨時トイレの設置も含む)とともに、桜の木の養生にも充当されるとのこと。
実際、病気に罹ってしまい切り倒さざるを得なかった大木の根の部分に接ぎ木していたり、新たに植林していたりしていた箇所もあり、こうして観光地を守っていくためには、来場者の協力が欠かせないのかなと納得しました。
この考え方は、観光税や宿泊税にも相通じるものかもしれませんね。
【今後への注文として】
京都市内と比べると観光資源に乏しい、京都南部を代表する観光地であり、魅力を国内外に発信していくべきと思うのですが、現地の受入態勢には一抹の不安を覚えました。
桜の季節以外は、閑静な堤防であり、ジョギングやサイクリングで訪れる人くらいと思われるので、どこまでの「おもてなし」を求めるべきなのか悩ましいところです。
ただ、私が季節限定の桜餅ソフトクリームを注文した時に、機械が故障して、そちらにかかり切りになって、私が「放ったらかし」にされた上に、注文してお金も払ったのに、「ご注文は?」と改めて聞かれたことはちょっといただけなかったので、今後の課題といったところでしょうか。
来年以降も、観光名所として年々バージョンアップしていくことを期待して、筆を置きます🖌