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若葉

すでに新緑の時期は終え、梅雨に向かおうとしている。

このタイトルにしたのは、思春期に観ていたドラマについて少し語りたいから。

キッカケはnoter、「スピカ」さんの記事だった。
その内容の素敵さに、私は感化されて色んな事を思い出させていただいた。

その記事に載せているyoutube動画もさらに良かったので、ご覧いただきたい。

「懐かしさと風情」とはまた素敵な表現ですよね。

いつもマイナスに悪い事ばかりを考えてしまいがちな私には、スピカさんのようなまっすぐな思考と柔らかな感性に胸打たれる。

「スピカ」という明るい星を表したお名前も私はとても好きだ。


さて、何を思い出したか。

小学校の高学年くらいだった私は、周りの友達の影響でKinKi Kidsをなんとなく追っかけていた。

KinKi Kidsは当時、かなり人気が高く、土曜ドラマの剛主演の金田一、光一主演の銀狼はかなりの視聴率だったのではないだろうか。

今考えても、KinKi Kidsって歌上手いし演技も上手いし、やっぱり最強だったのだと思う。

私は、そんな人気絶頂だった2人がダブル主演だった「若葉の頃」というドラマにハマって、毎週欠かさずに観ていた。

このドラマのテーマソングが好きだったんだなぁ。。
当時、TBS系ドラマってテーマソングが洋楽なのすごく良かったよねー。
フォークっていうか、ロック感のある…印象的なのに癖がなくて好き。


「若葉の頃」は、彼らが高校生という設定でありながら、少しばかり大人な内容で、思春期だった私に色んな意味で刺激をくれた。

美しく、儚く、光と影がある雰囲気に、もの凄く惹かれていた。
人間の弱さと強さと優しさが丁寧に描かれていたし、KinKi Kidsも難しい役をしっかり演じていたと思う。

親への葛藤、反抗、友情、恋、裏切り、破滅
再生ってなんかアオハルですわょ…(誰だ。)

大人達や社会に絶望しながらも、生きることって苦しいけど、それでも光を探してもがいていくんだよね。

割と冷静に観ていた可愛げのない小学生女子であったのは間違いない…。


そして、また恋模様がねぇ…

失いたくない、曖昧でいたい、でも異性として愛する関係ではない関係って、きっと誰しも経験しているのではないだろうか…

なんて考察してみたり?

ドラマの人間模様から大人の世界を知った気になったりして?

若葉の頃…


まだ芽吹いたばかりの様々な感情や思考達。

どうか、摘まれずに。

小さくとも。
大きくとも。
みずみずしくとも。
枯れていても。

どんな葉も、立派に生きている。


さて、貴方の記憶を呼び覚ます音楽や映画やテレビドラマはなんだろうか?


スピカさんありがとうございました♪



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