ライブ•ビューイングサザン最後の夏フェス•映画館だけど
フェスで5万人、聞いただけで気が遠くなりそうだ。
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL2024
in HITACHINAKA」
ロッキンジャパンの大トリでサザンが最後の夏フェス出演。
2024/9/23
シネコンでライブビューイングを見てきた。
映画館へ生中継。
サザンTシャツを着ている人も多かったし、懐かしのハッピ姿の方もいた。
ライブが始まる前のドキドキはいつもと変わらない。
ポップコーンやら飲み物をセットするトレーを持って入場する人がいて驚いたが、映画館なのでそういう楽しみ方もあるのだろう。
私のまわりはライブ参戦やる気満々のかたが多かった。
空から撮影された現地参戦の人々がスクリーンに映るだけで感動した。
メンバーがステージに現れたら、映画館だけど手を振ってしまう。
各地のライブビューイングの観客にもカメラ目線をくれる佳ちゃん。
「桑田さーん」と叫んでいる女性がいる。
いい感じ!
「女呼んでブギ」でライブが始まった。
まさかの一曲目に笑う。
なーんにも考えず由子ちゃんと一緒に
「もういっちょ!」
スクリーンの中の空はみるみるうちに日が暮れた。
ライブは40分か50分くらいと思っていたのだが。
サザン大トリでその日の出演者をひと組減らしてあるそうだ。
映画館の上映時間は5:45から9:00となっていた。
国民的バンドの各時代を網羅するセットリストだった。
サザンのライブで真夏の果実に沸くのは50代、
LOVE AFFAIRで沸くのは40代、と思っている。
個人の見解です。
まあどの曲がきても当たりなのだ。
最後はいつもの流れでサンバチーム。
郁実ちゃんが好きなので郁実ちゃんに目が釘付け。
サポートメンバーの山本拓夫さんが映れば手を振った。
映画館だけど。好きなので。
さらに豪華だったのは、その日のロッキンの出演者がみんなステージ上に現れたことだ。
イエモン、Creepy Nuts、ももクロちゃん、緑黄色社会、WANIMA、ヤバイTシャツ屋さん。
Creepy Nuts R-指定さんの煽りに答えるビューイング会場。
クリーピーナッツ!
クリーピーナッツ!
笑えるほどに盛り上がった。
サザンファン、なんでも対応する。
サザンメンバーに手を振って最後の花火まで見た。
映画館だけど。
終わってみれば、19曲100分超のライブだった。
大満足。
2003年夏、神戸ポートアイランドのサザン野外コンサートに行った。
埼玉から実家に帰省し、小さい子どもふたりを実家に押しつけた。
あのとき、観客7万人のコンサート会場の端っこのほうの最前列で見た。
佳ちゃんが
「もうすぐ50歳、もう死ぬんだー」
と叫んだ。
観客はみんな「死なないで〜」と、返した記憶がある。
帰りはポートライナーに乗れそうになかったのでポーアイ西コンテナターミナルの特設会場から神戸大橋を渡り三ノ宮まで歩きに歩いた。
若かったわ!
あの会場はもうない。
ライブビューイングなんてのもなかった。
ファンも一緒に年をとっていけるのは幸せなことだ。
ライブの楽しさは増す一方。
ライブビューイングの良さはライブ後の疲労感がないこと。
パーソナルスペースがゆったりしているからだろうか?
涼しい顔でイタリアンを食べて帰ったのだが、ライブの余韻も少なめだったかもしれない。
家から近かったし。
え?
余韻と思ってるのは疲労感?
そんな勘違いなら大歓迎だ。
いつだってサザンの音楽はそばにあり、不意に何処かで流れても聞き逃すことはない。
来年のツアーを期待している。
スクリーンに手を振った同じテンションでステージに手を振るだろう。
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