![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105902769/rectangle_large_type_2_799da6507cf81300b8303115086b01bf.jpg?width=800)
ヨルシカ幻燈展
横浜でヨルシカ×加藤隆さんの原画の展示と、楽曲「第一夜」のMVの展示があった。
2023/05/18、今日行ってきた。
まず、横浜を降り、みなとみらい線に乗って3駅、馬車道駅を降りる。そして2a出口直結で展示会場へ。
まず横浜が綺麗すぎた。
少し時間があったので散策をしていたが、こんなに美しい景色を久々に満喫した気がする。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105895630/picture_pc_4608a595c9c316449239ccd928db6c22.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105895676/picture_pc_5a6702efa65d6f1a3de99e3b54fd67b5.jpg?width=800)
少しだけ中にも入った。
宝石のようなものや、美味しそうなものがたくさん売っていた。また今度ゆっくり観光したい。
入場時間が来てしまったので引き返し、会場に向かう。
会場では、ヨルシカのアルバム、「幻燈」の原画が掲示されており、まるで美術館だった。
幻燈は、文学作品を再解釈し、楽曲を制作することをコンセプトにしたアルバムである。
絵をカメラで読み込むと楽曲が聴ける、全く新しい、「音楽画集」である。
絵画はそれぞれ文学と楽曲を踏まえて描かれている。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105895964/picture_pc_aa08e2f58e54e581a9347de9ba29e9c1.jpg?width=800)
美しい。
2章構成になっており、
第1章は「夏の肖像」である。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105897163/picture_pc_07af01f6abc7b9b2ba3d5577cf7d3ebd.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105901233/picture_pc_d7e4c9561df9cf68256b415dd12c9f1e.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105901235/picture_pc_d65f3afaee11459e48da1de310c0a1b0.jpg?width=800)
最近、「アルジャーノンに花束を」を私が読んでいるのは、この小説をモチーフにした楽曲
「アルジャーノン」が公開されたからである。
音楽を通し文学に触れるとは思ってもみなかったが、おそらくはナブナ氏の思うツボなのだろう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105897259/picture_pc_e82a269e04a830a4d3ba230a8bc446c6.jpg?width=800)
第2章は「踊る動物」
加藤隆さんの描く、第一夜〜第十夜までの動物と人間の絡みはどこか切なさを感じる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105901211/picture_pc_71ade401edbae472ac856c0adf173e95.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105899664/picture_pc_0bc4af73661cb03ce72d53a74f12efb8.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105899669/picture_pc_6cc608054ab97ff82a81ea2628107c07.png?width=800)
さまざまな絵画が展示されていたが、なんと言っても目を見張るは、楽曲「第一夜」のMV展示上映である。
筆舌には尽くし難い感動。ここではただ鳥肌が立ち、涙した、と言う事実だけ報告しておきたい。
本日は、平日で当日券の販売もないので、そこまで混み合っていなかった。
MVの展示上映を同時に眺めていたのは私ともう1人だけであった。
瞬きするのも惜しく、ただひたすらに集中。
壁に大きく投影されて映画のような鑑賞ができた。これは自分だけの思い出にしたい。
YouTubeでいずれ公開されるだろうが、ここまでの感動は、あの音響とあの投影ありきだろう。
もちろん未公開MVなので撮影は禁止。
なので、公開されていた原画を載せておく。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105897824/picture_pc_2a617fda4f2ab8548d78e2d96153a07c.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105897825/picture_pc_e5ae6c8025f1cb2c72896372a68796d8.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/105900617/picture_pc_f8917644c73696158fc602473f7b331e.jpg?width=800)
男性から見てそうだったのだろう。
大切だった女性を想起している、そんな楽曲。
数年前になんとなく、ナブナ氏が今はなき彼のTwitterに投稿したこの楽曲を聞いたことがある。
(当時は歌詞も少し違っていたし、曲名もなかったので、無題と思っていた。)
ナブナさんの優しい声と、優しいメロディでずっと歌詞も忘れられずにいた。
数年越しに世に出され、「第一夜」と名づけられ、そのMVをヨルシカのイベント現場で見ることができた。
なんて幸せなんだろう。
楽曲の解釈は難しい。
女性が亡くなってしまったとも、ずいぶん前に別れてそのまま思い出になっている、ということも考えられる。
最後、夢の中の彼女は百合の花となっていた。
まぁ、解釈など難しいことを考えるのはやめた。
ただひたすらに、思い出とは美しいものだなぁと素直な感想を抱くに留める。
きっとそれが作品の受け取り手としては正しいように思えた。
総括。ヨルシカ幻燈展、素晴らしかった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?