✨✨自衛隊保有装備PT2(''◇'')ゞ
こんにちは!!
元自衛官の雨宮トムです(⌯¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧
今回も自衛隊保有装備の紹介をしたいと思います✨✨
前回の続きになりまあす。👏👏
✨✨RCV (87式偵察警戒車)(''◇'')ゞ
乗員 5名である。
装備 エリコンKBA-B002 25mm機関砲 ×1
74式車載7.62mm機関銃 ×1
82式指揮通信車のコンポーネントを活用して開発された国産の偵察用装輪(タイヤタイプ)装甲車です。
1983年より開発が始まり1987年に制式採用されました。
これまで陸上自衛隊の偵察任務には偵察用オートバイを用いた機動偵察がメインでしたが、非装甲のオートバイでは偵察隊員の生存性の問題や、敵からの反撃時の火力不足が課題でした。
本装備の配備で敵の攻撃にも耐え、搭載火器での反撃も可能な威力偵察が行える様になりました。
87式偵察警戒車は開発・製造を小松製作所が行い、エンジンなどのパーツに82式指揮通信車と共通のものを使用しています。
これにより開発期間の短縮や製造コストを抑える工夫がされています。
車体は圧延防弾鋼板による全溶接構造で作られています。
小銃弾を防ぐ程度とされている装甲ですが、舗装路では100km/hの速度で走行が可能なので、特に市街地での高い機動性による強行偵察に効果を発揮します。
また一般道を走行する際には、視界の確保などからガラス張りの風防を取り付ける場合もあります。
ちなみに87式偵察警戒
車は"RCV
(ReconnaissanceCombat Vehicle)"
と略され、陸上自衛隊公式として"ブラックイ"という愛称が
つけられています。
✨✨MRAP(輸送防護車)(''◇'')ゞ
乗員10名
装備5.56mm機関銃MINIMIZE
これまで内乱や暴動など海外で不足の事態が起きた場合に、邦人を保護して安全に運ぶ方法がありませんでした。
そのため海外に駐在している邦人を安全に陸路輸送する方法として、新たに輸送防護車が配備されることになりました。
配備されている車両はオーストラリアのタレスオーストラリア社製の"ブッシュマスター装甲車(MRAP)"を輸入購入しています。
そのため日本国内でのライセンス生産は行われていません。
海外製の車両ですが購入時にハンドル位置を左右で選択可能で、配備車両は日本の道路事情にあった右ハンドルになっています。
名称にある"MRAP"とは「Mine Resistant Ambush Protected:耐地雷伏撃防護車両」の略で、車両が地雷攻撃を受けても、その衝撃に耐えて乗員を守れる性能を持つという意味があります。
ちなみにMRAPはアメリカ軍独自の呼称で、オーストラリアなど諸外国では"MRVs:Mine Resistant Vehicles(耐地雷車両)"と呼ばれることの方が多いです。
輸送防護車の大きな特徴なのが車体底部がV型構造な点です。
この耐爆構造により起爆した地雷やIED(即席爆弾)の爆風を車体左右に分散して、搭乗員を爆発の直撃から守れる様になっています
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