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【読書日記】 「ハートで感じる英文法」を読む

本のタイトル通り、英文法を「ハートで感じる」ことができた、素晴らしい本です。
NHKのラジオで英会話講座の講師をされている大西泰斗さんのファンです。その大西さんとコンビを組んでおられるポール・マクベイさんとの共著です。
「絶対おもしろい」「絶対ためになるはずだ」と思い、図書館の書庫にねむっていた本を借り、一気に読みました。
実はこの本、初版が約20年前ですが、今も健在です。

初版:2006年1月
発行元:日本放送協会
著者:大西泰斗  ポール・マクベイ
内容:英文法の基本的かつ重要な12のトピックを厳選。
2色イラストを交えわかりやすく解説しています。
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前置詞、冠詞、指示詞、現在完了、進行形、-ing、
未来表現、助動詞、丁寧・婉曲表現、仮定法、
動詞・英単語、文型
*****************************************(Amazonより)

英語と私

子どもの頃から英語が好きで、「話したい」「話せるようになりたい」と思ってはいろいろな手段で時々勉強をしていました。
・NHKラジオ英語講座
・NHKラジオ高校英語講座
・NOVA
・大学の社会人対象英語講座
・夏季集中講座
・市主催の英会話講座
・英会話クラブ
いろいろやったなあ。。。。

その時のモチベーション、仕事や生活の忙しさなどによって、しばらく勉強してはお休みして。。。の繰り返しです。

海外旅行は、その土地の文化にどっぷり浸りたいタチです。
また、若い頃は、仕事と絡めて英語を勉強する理由づけをしていていました。
「仕事で障害のある子どもさんと関わっている。ほとんどの子どもさんはコミュニケーションをとることになんらかの困難さがある。そこで、私も、英語を使うという場において、一種のコミュニケーション障害を体験しよう。障害のある子どもさんが普段体験しているコミュニケーションのしづらさを私も体験することで、今後の関わり方にプラスになるのではないか」ということです。
実際に、海外へ行き、拙い英語で伝わると非常に嬉しく、自信が持てました。逆に伝わらない時には、不全感を感じます。
やはり伝わる喜びは大きなものです。


伝わる喜びがあるのでもっと話したくなる


この本を読むと、英語が話せるような気分になった

この本は、従来の英語学習法に異論を唱えています。
型にはめる「文法」ではなく、一つ一つの単語や文法のイメージをつかんでいれば、おのずと英語がわかってくるというものです。

これは、私が子ども時代に受験英語を勉強していた、その方法とは全く異なるものです。
(でも、子どもの頃は、型にはめる英語の勉強方法が好きで、それなりに楽しんでいました。話せるようになることが目標ではなかったので、もちろん話せませんでした。それでも、ラジオ英語講座を聞いていたのは、その頃から「話す」ことに憧れていたのかもしれません。)


この本、面白いです。
著者の大西さんがラジオ英会話で話されている口調で文章を書かれています。
まるで、そこで話されているのを聞きながら読んでいるような感じでした。
そのため、スッと入ってくるんです。
そういった点でも「ハートで感じる」ことができました。

単語や文法をイメージでとらえることによって、理解の幅がぐんと広がったように思います。
そして、なぜか、自分は「しゃべれる」ような気分になるのです。(錯覚。。)
でも、そういったプラス方向の感情を大いに持てたことはよかったです。
「しゃべれる」ような気分になり、「しゃべりたい」気持ちがグンとアップしました。
海外旅行に行きたくなりました。
その前に、リアルで話せる場をさがそうかな。

私のやる気をさらに出させてくれたこの本に感謝です。


海外旅行に行きたくなった






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