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【読書感想】「キドナプキディング 青色サヴァンと戯言遣いの娘」を読んだので感想など

先日、めちゃくちゃテンションの高い記事を書いてからはや10日間、やっと本作を読み終えたので感想を書こうと思う。

内容の感想の前に自分の読書習慣に関する感想を。

いや、時間かかりすぎだろ、と私は自分に言いたい。
本作は260ページ、少なくないが多いページ数ではないと思う。
しかしこれを読むのに10日はかかりすぎだ。
理由はひとえに読む時間がほとんど取れなかったことだ。

今回改めて思ったのだが、本をゆっくり読む時間は通勤中にしかない。
そして通勤中には他の作業も行っていて片道10分、往復20分しか読めなかったのである。

まあその時間はすごく楽しかったので良かったのだが、ちょっと人生の時間配分について考え直したほうが良いかも、なんて思った読書体験でした。


さてさて、ここからが感想です。

上記記事を読んでもらうとわかるのだが、読む前にはすごくテンションの上がっていた本だった。

しかし読み終わってみて思うのは、西尾維新変わってないなぁ、という懐かしさで、むしろしんみりしてしまった。
もし作者が懐かしい気持ちになってほしくて本作を書いたのなら成功していると私は思う。

作中かなり出てくる「キディング(冗談)」という単語(タイトルにもあるね)に対応するように、主人公が「マジで言ってんだけど」という口癖を挟むセンスは、昔読んだシリーズが生きている感じがしてすごく良かった。

しかし途中から感じていたのはやはり戯言使いが直接出てこない寂しさだ。
いや、改めて出てこられても興ざめなのは理解しているんだけど、やっぱり戯言シリーズはキャラ萌え作品で、自分はいーちゃんが好きで読んでいたのだなぁなんて改めて感じたのです。

作品としては読みやすくてすごく良かったです。
続編が出たらまた買って購入します、そんな感じです。

以上、ありがとうございました。



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