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【子育て日記】間違いのない子育てなんてあるわけない

以前に比べて本屋に行くことが多くなった。
何を探すでもなく平積みされている本を眺めることが多いのだが、
「ダイエット」「お金・投資」「子育て」なんかに関連する本が多いように思える。

たくさん書籍がでる=多くの人が悩んでいる、ということだと思うんだけど、子育てに関してだけは私も持論があるので書いてみたくなった。

間違いがあるのは当たり前

当たり前だが一人目の子供を育てている親はみな子育て初心者だ。
初心者に失敗や間違いなんてものは当然起こるもので、その都度反省をすれば問題ないはずだ。
でも子供の経験は不可逆なものなので、間違いのない子育てをしたいからみんな悩むのだろう。

だが、そもそも子育てにおける間違いというのは何だろうか?

短期的に見れば子供が失敗することなんて何度でもあるので、失敗させてしまった事に対して、親が失敗したと思うことはあるだろう。
でも子供が何かに失敗することは、失敗した経験が子供に残るので、それ自体が間違いとは言い切れないと思う。

「失敗」に関する明確な定義がない以上、正解か間違いかは親目線、つまりは自分目線の解釈次第でどうとでもなるように思うのだ。


ゴール地点を考える

私が常日頃から頭の隅に置いている教訓で、
車の教習所で習った好きな言葉がある。

「まっすぐ走るためには遠くを見る」

というものだ。
運転中、遠くを見据えれば大きくは曲がらないという言葉だが、
私は「最終地点を見据えれば、目の前の判断を大きくは間違わない」という考えとして日頃大事にしているのである。

子供ができると周りの人たちとも子供の話をするもので、悩みを話されることも少なからずある。
ただ、その場で聞いたことに対して自分が思うことを述べても、先に書いた通り相手の解釈次第で正解にも間違いにもなってしまうのだ。

だから私は、
「最終的にどんな大人になってほしいの?」
なんて聞き返すことにしている。

意外なことにこれに即答できる人は少なかったりする。
ふんわりした答えでも良いので、これに対する回答を常に頭の隅においておけば、間違わないは言い過ぎにしても、後悔することは少し減るのではないかと、私は思う。

私が子供に望むこと

さて、次は私が子育ての最終地点として考えていることを書こうと思う。
それは、

「23歳までに経済的に自立できる状態になること」

である。
この言葉は妻とも共有していて、それが達成できるようにいろいろと相談しながら判断するようにしている。
もともとは年齢はつけていなかったのだが、年齢が無いとあまりにも曖昧な目標になってしまうので付け加えた。

もちろんこれが絶対ルールというわけではない。
23歳というのは大学卒業後を見据えて設定しているが、学業の状況によればそれを超えることもあるだろう。

また、「自立できるなら何をしても良い」なんてことでは絶対なくて、
でも子供が死ぬまで経済的に支えることができない以上は、最終的には経済的自立は必須と思っているのだ。


最後に子育てに悩む人たちに思うこと

偉そうに、正解みたいに私なりの考えを書いてみたが、当然これも正解ではないのだろう(しかしもちろん間違いでもないと思っている)。
大まかな方向性を決めるのには使えるかもしれないが、子育てをしていると本当に想定外の事がいろいろおこるので、その都度考えること、悩むことはたくさんあるからだ。

でも本屋で子育ての悩みに答える本がたくさん並んでいると、悩んでいる人たちがたくさんいると思えて少し嬉しくなる。

悩むこと=真剣に考えること=愛すること

そんな風に考えている私には、

悩む親の数=愛されている子供の数

と思えるからだ。
だから私は、これからも子供の事で悩める親であり続けたい、
そんな風に思ってます。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。




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