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チャレンジを終えて
少し間が空いてしまいました。
6月3日、私のチャレンジは
強い雨の中たくさんの方に見守り支えてもらいながら
無事に終えることができました。
改めて参加してくれた子どもたち、
子どもたちの思いに協力してくれた保護者の方々、
そして開催にあたって私をサポートしてくださった
たくさんの方に感謝します。
本当にありがとうございました。
今日はこれまでよりかなり長くなりますが
ゆっくり読んでいただけたら嬉しいです。
このプロジェクトを進めるにあたって
準備の段階で企画やプレゼン、慣れない事務作業や
自分のことをオープンにするnoteを書いてみたり
と私にとって初めてが盛り沢山。
スタッフや選手に向けて行った2度のプレゼンはとてつもなく緊張しましたし、開催前から、イベントや試合運営ってこれとは比べ物にならないほど大変なんだろうな…と思い知りました。
改めて、毎試合すごく大変なことをやってくださっているフロントスタッフ、試合に携わる多くの方への尊敬と感謝の気持ちが生まれました。
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話は戻って…
今回のプロジェクトの目的は上達してほしいとかそういうことではなくて、単純にキーパーの魅力や楽しさを伝えたいということ。
そこに私が大事にしてることだったり、想いが含まれているわけで。
ただこれを対象である小学5、6年生の子どもたちにどう伝えるか?
どのタイミングでどんな言葉掛けをすれば
子どもたちは考えてくれるのか、ひらめくのか、
前のめりになってくれるのか、と思い浮かぶことを
何度も何度もメモに書き出していきました。
私がキーパーを始めた当初に感じていたこと、
そこから今までキャリアを積み重ねてきた中で
思ったことや感じたことを振り返りながら。
考えすぎて逆に出てこなくなって焦りもあったけど
それも含め全てが私にとって新鮮で刺激的でした。
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そして迎えた当日は朝からものすごい緊張感。
クラブハウスで大嫌いな雷と
物凄い雨の音を聞きながら最終確認。
その雷が余計に不安と緊張を大きくしている気がして、事務所にいるスタッフと話をしながら、どうにか緊張を和らげようとしている自分がいました。
そんなこと試合の時でもしようと思わないのに。
でもいざクリニックが始まってみると、
緊張はどこかに消え去っていて。
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たぶんすごく必死でした。
でもどこか楽しめている自分もいて。
でもやっぱり必死で。
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子どもたちが真剣に積極的に取り組んでくれて、
みおりも完璧なプレーで魅せてくれて、
途中かなりの大雨で焦りも生まれましたが
クリニックはあっという間に終了。
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終わってみると、この時間が子どもたちにとってどういうものになったのか、すごく不安になりました。
自分の思い、伝えられたか?って自分に問いかけてみても、その答えは自分からは出てきません。
そんな私の耳に聞こえた子どもたちの、
「楽しかった!」という声。
そして、子どもたちの表情を見てホッとしました。
伝わったんだ。
たくさん悩んで、考えてよかった。
チャレンジしてよかったと心から思った瞬間でした。
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この日、帰宅すると振り返りをすることもなく
ベッドに倒れ込み、気がついたら朝でした。
無意識のうちに気が張っていて、それが解けたのと、子供たちの表情を見た安心感と、達成感で…。
今回のクリニックを通じて、
子どもたちのキーパーへの想いが増してくれていたらそんな嬉しいことはないですし、
私がチャレンジしたことに意味があると思います。
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初めてだらけの中でたくさんのことを学び、
その中でも特に伝えることの難しさを感じましたし
だからこそ選手として持つべきものも見つけました。
たくさんの不安がありましたが
それでもやり切ってみると
すごく、すごく楽しかったです。
まだまだGKの魅力を伝えたい。知ってほしい。
そのためにも
サッカー選手として、GKとして、人として、
どんなときも果敢にチャレンジする姿勢は
持ち続けていきたいです。
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