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「孫子の兵法」始計篇⑩ 『孫子』を使えば必ず勝つ

■【原文】
もし我が計を聴かば、
これを用いれば必ず勝つ、
ここに留まらん。
もし我が計を聴かざれば、
これを用うると言えども必ず敗れる。
これを去らん。


#shorts【タイトル】『孫子の兵法』を使えば必ず勝つ(始計篇⑩)
●【訳文】
孫武先生は言いました。
もし私の戦略を使うならば、必ず勝ちます。
ですから、私はここで仕えましょう。
もし私の戦略を使わなければ、必ず負けます。
それならば、私はここで仕えません。


▲【解説】
孫武が、呉の国の王と謁見している状況でのセリフです。
絶対に勝つと言い切っています。
逸話の部分だし、
さすがに大げさに書かれているのだと思いました。
(※孫武自身ではなく、将軍を起用するかどうかという解釈もあります)
私が書いた小説、『ケンカの神』は、
学校でいじめられている生徒(つまり最弱)が、
いじめっ子(つまり最強)に勝つ方法を書いていますが、
それは『孫子』を元にしています。
その通りにすれば、ケンカであれば、
私も孫武と同じように、
最弱のいじめられっ子でも最強のいじめっ子に
絶対に勝つと思います。(もちろん使ってはいけませんが…)

だから私は、
これが逸話や大げさに書かれたことだとは思いません。
『孫子』を使えば、
赤ちゃんと大人ほど違わないかぎりは、
本当に勝てるのです。




『孫子』の極意をわかりやすく→『ケンカの神』~例えば いじめっ子を倒すには~



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