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「孫子の兵法」(始計篇⑭) 勝ち目ができてからケンカする

■【原文】
それ未だ戦わずして、廟算して勝つ者は、算を得ること多ければなり。
未だ戦わずして、廟算して勝たざる者は、算を得ること少なければなり。
算多きは勝ち、算少なきは勝たず。
然るを況や算なきにおいてをや。
吾れ、これを以てこれを観るに勝負現る。

●【訳】
孫武先生は言いました。
私が勝てると言うのは、先に言った7つで測り比べてみて、多かったときです。勝てないというのは、それが少ないときです。
ましてや、ひとつも当てはまることがないとすれば、始めから勝ち目はないでしょう。
私は始めに、そこを見てケンカの勝敗を予測しています。

▲【解説】
原著とほぼ同じ意味に訳しています。


「孫子の兵法」を喧嘩仕様に訳したらやばすぎた→『ケンカの神』~例えば いじめっ子を倒すには~

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