IELTSを初めて受けてきました

こんにちは。大学の夏休みもそろそろ終わりを迎えようとしている9月の下旬ですが、先日初めてIELTSを受験してきました。この夏休みに勉強時間がある程度確保できたのと、そろそろ大学に留学の申請をするためにスコアを提出しなければならないのもありこの時期に受けることを決めました。

もしかしたら10月末にもう一度受けるかもしれませんが、ひとまず終わったので今回のIELTS受験についてまとめてみようと思います。特に今回はコンピューター形式での受験と言うことで、もし初めて受けられる方が他にいらっしゃればこの記事を参考にしていただければと思います。➂で当日の流れの説明が始まるので、そこまで飛ばしていただいて大丈夫です。

➀申し込み

今回私が申し込んだのはIDPという公式テストセンターです。他にも英検主催のものなど複数の運営団体があるみたいなのですが、何も知らなかった私はGoogleで「IELTS 申し込み」と調べて一番上に出てきたIDPで申し込みをしました。

驚いたのが、開催日時の豊富さです。毎日、しかも午前と午後と開催されていたので、多忙な方でも予約が取りやすいなと思いました。私が住んでいるのが近郊だったため大きな都市の会場で受けることができましたが、地方の方はもしかしたらあまり会場がないかもしれません。IDPの申し込みページから探すことができるので、一度みてみてください。

また申し込みの際パスポート情報の入力が必要なので、まだお持ちでない方は事前に申請しておく必要があります。私もこれまで海外経験が一切なくパスポートを持っていなかったため、1ヶ月ほど前に取ってきました。このパスポートは当日も必要になります。

➁勉強・対策

今回本当に初めての受験ということで参考書も何も持っていなかったため、問題集や単語帳はメルカリで一通りそろえました。今回私が購入した、あるいは大学図書館で借りた教材の一覧は以下の通りです。

・旺文社 実践IELTS英単語3500
・旺文社 ブリティッシュカウンシル公認問題集
・旺文社 ブリティッシュカウンシル公認本番形式問題3回分
・Cambridge IELTS ACADEMIC14
・Cambridge IELTS ACADEMIC10

正直教材の出費だけできつかったのですが、メルカリを使ったこと(今回のために始めました)、そして大学の図書館に多少のIELTS教材があったことでかなり助かりました。メルカリでも本屋さんでも図書館でもTOEICの教材はかなりあったのですが、やはりまだIELTSはあまりメジャーでないようで種類や量は少ないなと感じました

ただ、購入したものは本当に買って良かったと思いました。正直こういった試験に関しては、自分の英語力を伸ばすことよりも試験形式に慣れることがまずは重要(少なくとも私はそう感じた)なので、4技能すべての出題傾向を参考書で学ぶことができたのはかなり有意義だったと思います

単語帳に関しては正直買う必要があったのかよく分かりませんでしたが、おそらく過去問から作られているため、Cambridge ACADEMIC シリーズでリーディングを解いていたときに、これ単語帳でみたやつだ、となったことが何度かありました。また、私は英語の単語帳と言えば高校で使用していたものしかなかったため、大学受験レベル以上の単語をこれから学んでいくためにも、ひとつ単語帳を購入したのは良かったのかなと思います。

具体的にどのように勉強したかは別でまとめるかもしれませんが、基本的にはただ参考書を読んで問題を解くということを繰り返していました。大学の夏休みという勉強時間を大きく確保できる時期だったのが幸いして、短期集中的に勉強することができました。

➂当日の流れ

さて、午前の部で申し込みをした私は、早起きをして会場に向かいます。駅から少し歩いたところにあったのですが、方向音痴を考慮して早めに出ていたため、無事集合時間前に着くことができました。事前に調べていた情報によると早く着いても会場には入れないとあり、実際5分前に着いたときには「8時半になるまで外でお待ちください」と言われたのですが、3分前ほどに(おそらく本当はだめだけど)中に入れてくださいました。

これまで検定などは高校のときに1度英検を受けて事があるぐらいだったのであまりイメージができていなかったのですが、今回のIELTSはかなり参加人数が少なかったのが印象的でした。当日は私を含めて5人。見た感じ大学生3人、高校生1人、社会人1人という構成でした。あの制服で来ていた高校生は、海外大を志望しているんだろうか、、頑張ってほしいな、、そんなことを考えているうちに受付が始まります。

会場に入る際にボールペンとビニール袋をもらうのですが、その袋にパスポート、ラベルのない水が入った容器、もらったボールペンの3点以外のものをかばんごと入れ、スタッフの方に預けます。この水に関しては事前に調べていたので良かったのですが、知らなければ普通にお茶を持って行っていたと思います。水ではないといけないので皆さん注意です

パスポートの提示と指紋の登録を一人ずつして、受付ができた人からパソコンが用意されている部屋に入っていきました。画面は思っていたよりも多きく、基本的に使いやすいパソコンでした。そこで説明を受けたあと、テストが始まります。テスト前の注意事項はスタッフの方が日本語で読んでくださいましたが、直前に流れる音声は全て英語なので、しっかりきいておかなければなりません

試験の形式や内容についてはご存じの方が多いと思うので飛ばしますが、はやくも最初のリスニングでハプニングが発生しました。なんと私、「一文字消す」ボタンが分からなかったのです!普段使っている自分のWindowsのパソコンだと「Back Space」と書いてあり、Macだと「Delete」だったり×マークを矢印で囲んでいるボタンがあったりすると思うのですが、IELTS受験用パソコンは違ったのです。どれか分からず右の方にあるボタンを恐る恐る色々試してみたのですが私の書いた「morning」は消えることなく、そんなこんなをしているうちにどんどん音声は流れていき、パニックになったままsection1が終了してしましました。

一文字消すのはシンプルに「」のボタンでした。以下https://www.fourskills.jp/ielts-idptokyoよりキーボードの写真です。なぜか私、カーソル移動のやつかなと勘違いしていたんですよね、、本当にバカすぎる、、。

画像1

また、リスニングの試験中はトイレに行くことができません。受付の直前にトイレを済ましておくことをおすすめします。

リスニングの次は、リーディングです。試験前に耳栓を欲しい人は挙手するように言われ念のためもらっておいたのですが、リスニングで使用するヘッドフォンがノイズキャンセル機能付きなのでそれを使ってもいいと言われたため、なんとなくヘッドフォンの方で他の人のパソコンの音などを遮断していました。

リーディングからはトイレに行ってもいいのですが、終了5分前になるといけなくなるので注意が必要です。また、各技能の試験の合間にもトイレ休憩はいけないので、リーディングもしくはライティングの試験時間を使わなければなりません。

そしてパソコンを使っての最後の試験がライティングです。同じく終了5分前まではトイレに行けるので、私はtask1を大体書き終えたぐらいで手を挙げて行きました。トイレの前までスタッフの方がついてきて、不正がないように対策がされています。

試験終了後は荷物を返され、スピーキングの時間の20分前に戻っているように言われました。その際、最初にもらった荷物を入れる袋はスピーキング時も使うため、置いておかなければなりません。私の場合11時45分ぐらいにライティングが終わりスピーキングが13時40分からだったため、コンビニのイートインスペースで昼食を取った後かなり時間がありました。

そしてスピーキングです。担当は30歳ぐらいの優しそうな男性でした。IELTSの試験官は機械的に質問を投げかけてくるから、相づちなどがなくても不安にならず、気にしないように、というアドバイスを事前に調べていたのですが、実際は笑顔で頷いてくれることが多く、かなりやりやすかったです

無事4技能すべて終了し、その日はそのまま友人宅に遊びに行った私でした。

結局このnoteを完成させるのが遅くなってしまったため結果が出ましたが、Listening6.0, Reading7.5, Writing6.0, Speaking6.5, O.A.6.5という想像以上の結果でした。初受験で目標スコアを達成することができかなり満足していますが、リスニングのミスなど含め個人的には不完全燃焼です。また機会があれば留学直前にでも受けようかと思います。

IELTSを受ける皆さんのお役に少しでも立てればと、今回自分の経験を記事にしてみました。ぜひ参考にしていただければと思います。受験、頑張ってください!

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