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第一回 オリエンテーション〜転職支援をはじめるにあたって〜

こんにちは。本日から「非エリートのための転職支援オンライン講座」という連載を始めます。

みなさんにちょっとした武器をバラまきたいのです。ノウハウは伝授するので、狙ってる企業に見えない銃を撃ちまくってください。

このオンライン講座のマガジンは1,500円の価格設定をしています。いわば転職支援の受講料です。
ですが、メインコンテンツはすべて無料エリアでバラ撒きます。職務経歴書(サンプル)とか面接トークスクリプト(俺のケース)についてはプライバシーが絡むため有料エリア指定にしますが、攻略ノウハウについてはフリーです。タイムフリー、マネーフリーでございます。
あとはお布施として、タメになったと感じた人、面白いと思ってくれた人、この活動を応援してくれる人だけが払ってくれればOKです。

なんか先行き不安な感じじゃないですか? もっと景気わるくなりそうじゃないですか? 

どんな会社に行っても不安はついてまわりそうだけど、ちょっとでも自分が納得いく環境に移動しときたいって人は多いんじゃないでしょうか?

そんなことを4月頃から思っていたのですが、筆不精なので書かないで10月になってしまいました。ちなみに今年の時間の進み方、おかしくないっすか。個人的にはまだ夏が来てないくらいの気分なんですけど。

さて、転職活動はちょっとしたコツを頭に叩き込めば、エリートでなくても良い結果を出せます。ここがポイントです。転職市場はもちろんエリートが勝ちやすい戦場です。企業は「ちょっとでも安く、ちょっとでも良い人材を獲得したい」という目的で経験者採用を実施しています。完勝するのは「誰がどう見ても卓越した実績を持っている良い人材」です。

ですが、辛勝でOKなのです。とりあえず入ったもん勝ちです。企業に対して「良さげな素材」だ、と思わせれば良いんですから。

こんな感じのコンテンツを考えてます。

■転職活動の際に、読む本はたった2冊だけ!
■転職は実際にしなくても良いが、トライして市場に晒されてほしい
■すべては職務経歴書に始まり、職務経歴書に終わる
■転職童貞で自信がない人は、何も考えずに、10人のエージェントに会え
■求人要綱のマッチングは恋愛のストライクゾーン問題と同じである
■面接は、自分のすべてを知ってもらおうとするな
■面接のトークスクリプト公開
■なるべく高く自分を売りつける方法
■コンサル転職、独特の事情

だいたいの転職指南は「それが出来てれば苦労しないよ」って内容なんですよ。キャリアのビジョンに一貫性を見せましょうとか、職歴を輝かせましょうとか。そんな奴ばっかりじゃないでしょ。いますぐ現職からネガティブな理由で逃げ出したい人だっているでしょう。

本当の意味で前向きな転職をする人はそう多くないはずです。基本的にふわふわとキャリアを積んできた俺には、巷にころがっている転職指南はおよそ参考になりませんでした。

もちろん面接で嘘はついちゃいけないですよ。経歴詐称はもってのほかだし、それで入社しても自分が苦しむだけです。だけど、自分が出来ること、機会を掴みとれば出来るようになるであろうことを謙虚に語る必要はないのです。わざわざショボく見られる必要はないわけです。「欠陥商品なんですけど、買ってくれませんか?」とプレゼンをしに行く営業がいたら殴られて当然です。俺だってお引き取り願うでしょう。そこをなんとか? 先っぽだけ? そんなウマい話はないですよ。

そう。営業経験者はピンとくる感覚ですが、転職活動とは「自分という商品を売り込む場」です。営業を経験していない人も頭では分かるでしょう。ですが、自分をパッケージ化して「良きところ」をアピールして、「良くないところ」を致し方なしと飲み込んでもらう自己PRが出来ているか。

このニュアンスが分かる人は、まちがいなく転職で成功できます。ここをシビアに振り返ってみてください。

職務経歴書・面接で「どんな見せ方をするか?」「どんなさじ加減でアピールするか?」については、おいおい書いていきますね。基本スタンスは出来ることは猛烈にロジカルにエモーショナルに饒舌にプレゼンテーション。出来ないことは条件的に出来ます、あるいは場を与えられれば時間の問題です! とねじ込むのです。卑屈ではいけません。傲慢でも落ちます。飄々と良い感じの人材であることをアッピールするのです。

これ読んでワクワクしてくれてますか? してくれている人は、ぜひ次回以降の原稿も読んでみてください。あなたの転機をバックアップすることが出来たら、俺も最高な気分です。もちろん転職エージェントのアフィリエイトも仕込まないのでご安心ください。100パー慈善事業でいく所存です。オール俺の経験談だけで構成します。

最後にこれを書こうとしたきっかけを。

俺自身が今年の頭に転職活動をはじめてやったんです。最初はクソダルでした。

けど、やっていくうちに「転職活動おもしれー!」ってめちゃくちゃ楽しくなったんです。あらゆるマーケットが好きですから。で、蓄積できた知見がそれなりにあって、何も書かないで死蔵させちゃうよりは残しておきたいなと思いまして。それが誰かの動くきっかけになったり、転職活動が上手くいくヒントになったら良いな、と。

自分は総合コンサルタント・事業会社をエントリー対象としていました。結果的に独特なポジション採用である会社に決めたのですが、BIG4と言われる総合コンサルで抜群に人気のある会社からもオファーをいただきました。自分のこれからのライフスタイル観を考えて辞退したのですが、まぁ一定の信頼を担保できる結果は出せたかなと思います。

それでねー、今回あらためて職務経歴書をつくってみると俺の経歴ってムチャクチャなんですよ。もはや純然なエリートと言えなくなってる。名前の通っている会社に所属してたときもあるけど、直近はほとんど名前を知られていないベンチャー企業。ましてやキャリアに一本の軸が通っているとは言いがたいんですよね。

いまの会社は4社目。それ以外にフリーランス。なんならニート期間が半年くらいあります。二社目を退職して「書籍の執筆に専念するぜ」と思いながら、食って寝て漫画ばっかり読んでたら半年経っておりまして、担当編集さんに「ファーレンさん、いいかげんに書いてください。。」と怒りの電話がかかってくるまでの期間ですね。客観的には人間のクズでしたが、主観的には人生でも最高の半年でした。人生の夏休みを謳歌。そんな人間です。

話が逸れました。俺ね、これまではリファラル採用ばっかりだったんですよ。共通の知り合いがいて、そこに誘われるがままに働く場所を変えていったわけです。リファラル採用っておいしくて、まずオファー前提なんですよ。おまけに条件交渉はしやすいし、誘ってくれる人のことを知っているから働いた後のイメージがつきやすい。俺は基本的にはリファラル採用推しです。

なんだけど、弱点は大企業はリファラルあんまやってないんですわ。メガベンチャーは知らないし、まぁ外資コンサルは昔からキックバックのエサを付与して積極的にやってるけど、一般的に国内大手とかはあまりお見かけしません。なので、そういうところを狙うときは表口から転職活動をする必要があるわけです。

おまけにお恥ずかしながら大学時代、就活をマジメにやらなかったんだわ。4月の後半(優秀な人は内定が出てる時期)にエントリーすらしてなくて、見かねた友人が「とりあえずスーツを買いに行くぞ」と引っ張り出してくれて、一緒にPSFAに行ったもんでした。あいつほんとうに面倒見いい奴だったよ。

当時はバイトすらまともにやってなくて世間をナメてたから、面接がめちゃくちゃニガテで。数十分でどうやってアピールすんだよ、みたいなことをよく考えてました。コツが掴めないまま内定をもらった新卒時代でした。

で、20代で培った大人のコミュニケーション能力とか、オッサンころがしのスキルとかが転職ですげー活きたんですよ。「なんだ、30分のプレゼンテーションが出来る素材を準備しとけばいいんじゃねーか」「良い感じのノリの奴と働きたいだけなんだな」と。こりゃいまなら言語化できるわ。書いたら面白いんじゃないかってのが裏目的でもあります。飽きるまで書き続けたいと思ってます。よろしくです。

それでは初日のオリエンテーションはここまでです。また明日お会いしましょう!

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筆不精なので、書くモチベーションが出ます😎妻となにか美味しいワイン買わせていただきます🍷