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理想の椅子

皆さん、新年明けましておめでとうございます。

年末に合わせるように一気に冬模様が本格的なって、悴む指もなぜか嬉しい毎日です。

僕が今日お話ししたいのは、いろいろな媒体で語られたような家にいる時間が長くなって…というお話。
今回はそれに倣って、この時世だからこその自分の空間の話をしたいなと。
世の中ではステイホームが当たり前の考え方になって、大勢の方が自分の部屋や環境について考えた一年だったんじゃないかなと思います。
僕もこの年齢で、自室や住まい、家具なんかについて深く考える時間を得られたことはとっても良いことだったと思います。
僕は以前公式NOTEでいつか手に入れてみたい家具のお話なんかをしましたが、日本ってどうも海外に比べて家具なんかに向ける意識が少ない気がしています。特に意匠なんかはシンプルなものが多いですよね、強力なステレオタイプがあって、皆一度はそのデザインを通ってきている。
日本の家具文化には特有のものがあると思いますし、そこに良い悪いがあるわけではないんですけどね。
でも婚礼家具だけは理解できません。タンス一台に2000万もかける、すごい世界じゃないですか?そこそこの土地買えますよ。

ともあれ興味深い文化の流れを辿ってきた日本、これからすごく面白くなるんじゃないかなぁと思っています。
これまで以上に多様な意匠のものが一般に受け入れられたりするのかなとか。

さて、ここでお話をグッと狭めます。
理想のチェアってなんだろう。

前回いい椅子を買いたいって記事を書いたのですが、じゃあ具体的に理想像を持たないと、となりまして...
考え始めましたがこれが実はものすごく難題でした。

いや、わかっていました、理想を追い求めるんですから、すぐ決まるはずがないです。

なのでまずはどんな物があるのか調べてみようと思って、改めて1950年代、ミッドセンチュリーと呼ばれる時代まで遡ってみたのですが、もうこれが歴史も含めてすごく面白いものでした。バウハウスが生んだ潮流に、面白いくらいに技術革新や新素材の台頭なんかが重なって生まれた大きな流れがミッドセンチュリーなんですね。

マシュマロソファ(ジョージネルソン)とか我らがル・コルビュジエのLC4とか、なんでそんな形なの、みたいな物とか、
とかく調べれば調べるほど興味深いチェアが出てきます。

僕としては、デスクに向かうことが多いので、ダイニングチェアとかを深掘りする必要があります。
まず頭に浮かんだのはハンスJヴェグナーのチャイニーズチェアでした。
これはYチェアの元になった椅子で、線の細いながらも存在感のあるチェアです、自宅に欲しい。

そうしてみると、やっぱり僕はウッドが好きなんだなって思います。
アイアンのものの良いものですけど、天然木の温かみってなんだか変え難い雰囲気がありますよね。

現代に至るまで数々の作品がある中で、
まだまだディグれていない状況なので、良いチェアを見つけたら随時この公式noteでまとめてみようと思います。

趣味全開ですみません笑

今月はライブもありますので、ライブ会場で会えるかもしれないですね。
とはいえ首都圏では非常事態宣言も出ましたし、まだまだ自分や家族を一番に行動していきましょう。
幸い僕達FOCは活動も順調ですので時が来ればまた直接お会いできますよ、なのでご心配なく。

お体に気をつけて。
それでは!

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