【事実発掘!FACT JAPAN 47 NO.21 】宮崎県
みなさんこんばんは。
Jr.AD(ジュニア・アートディレクター)の中村です。
実は、Jr.と言いながらもうすぐ28歳を迎えます。気がつけば社会人3年目も終盤戦。仕事だけでなくプライベートの事もちゃんと考えないとダメだなぁ、なんて思うことが増えてきました。正直あまりちゃんと考えて来なかった「結婚」や「子どもを育てる」ということが少しずつ現実味を帯びてきた感じがしています。
(もちろんまずは「結婚」があるのですが、) 最近、私の関心ごとといえば「どこで子どもを育てるべきか」です。まだまだ妄想にすぎないですが笑
例えば、東京で育った子どもは多くの情報に恵まれ、世の中の流れへの感度が高く育つでしょうし、逆に地方で育てば雄大な自然に恵まれ、感受性豊かに育つのかも、しれません。
もちろん、自身の仕事のことも考えなくてはなりませんし、子育てにおいて「どこで」は一部の要素に過ぎません。しかしながら、福岡で育ち、東京で働く私としては都会・田舎、両者の良し悪しを身をもって感じてきたため、なかなか答えが出せずにいました。
そんなことから、「子育てと地域」に関して調べていたところ、面白い事実を発見!
実は、「最もいい子が育つ県=宮崎県」だったのです。
宮崎県はやや古い調査ですが、「いい子供が育つ 都道府県ランキング」(文部科学省 共立総合研究所/2007、2010)にて過去日本最多2回連続で全国第一位、直近の調査でも第二位を獲得しています。ここでいう「いい子が育つ」とは、単に子どもの学力だけでなく、豊かな人間性や生活習慣、加えて地域や家庭環境など様々な観点から総合的に判断されるもの。
この調査によれば、宮崎県の学生は、
・近所の人にあったときに挨拶をしていますか?
・家の人(兄弟姉妹除く)と学校での出来事について話をしていますか?
・学校の決まりを守っていますか?
・将来の夢や目標を持っていますか?
・学校で友達に会うのは楽しいと思いますか?
などの項目において第一位を獲得。また、その他10の項目でも三
本の指に入ります。
全国学力・学習状況調査 (文部科学省 2014)では、「宿題実行率」もなんと94.3%で堂々の全国第一位。
(学生時代、「宿題は誰かがやって来るし写させてもらえば大丈夫」という腐った精神で生きてきた私は頭が上がりません笑)
こうしてみると、宮崎でいい子が育つと言われる所以は大きく3つだと推測できそうです。「子どもに耳を傾けるあたたかな家庭環境」「強い隣人・地域との結びつき」「のびのびとしたストレスの少ない学校教育」です。
また、環境的な要員として、「豊かな自然に恵まれ、日本最長の日照時間を誇る」や「日本一通学時間・通勤時間が短い」、「中学生保護者の学校行事参加率が日本一高い」ことも挙げられます。ここから、宮崎県は子どもにとって非常に幸福度が高く、とても良い環境が揃っている、まさに「子どもの楽園」と言えるのではないでしょうか。
PR的な視点でも、宮崎県を「子どもの楽園」と捉え直せば、色々なアイデアが浮かびます。例えば、学校・家庭教育での宮崎県人のTIPSをまとめて発信してみたり、これをフックにUターン/Iターン施策を展開することも可能かもしません。
さらに、宮崎県の良好な家庭環境や学校教育から、最近社会問題となっている「学生の孤独・孤立」「いじめ・不登校」を改善していくための糸口が掴めるかもしれませんし、その先陣を宮崎県が切っていくとなればとても興味深いプロモーションにもなり得ますね。
…私自身、こうして書いているうちに「これからの時代、仕事は場所を選ばなくなるし、宮崎で子育てするのもありか?」なんて思ってきました。
いかがでしたか?
レペゼン九州を掲げる私にとっては、宮崎県の”意外な?” 一面を知ることができ大満足です! 宮崎県民の皆様、ぜひあなたの家庭環境についてお聞かせ下さい〜!
さて、次回の投稿はFACTの紅一点、みんなの良き「ママ」(ママ違い?)であられる堀田さんからお届けします!お楽しみに!