のどが硬直するような緊張は、一度は経験しておくべきものなのだろうか。

「マイクロアグレッション」より、「クリプトアグレッション」の方が正確ではないだろうか。

溝は深まるばかりである。

１０分たりとも同じことを考え続けられない人間にとって、ダブスタなどというものは存在しない。

悟りはけっして彼岸にあるわけではない。

あらゆる連関の最中で生起するあることに対して、我々が評価を下すとき、そのあることは連関から切り離されがちであり、幸か不幸か、それなしに我々は価値について語りえない。

近接原因への過剰なこだわりが、現代である。

誤謬とは、その場に適さない論理と考えられるべきである。

道徳的な人とはつまり、罪を背負うことを忌避する人である。

思考できないものについての思考は、非合理的ではない。

民主主義が統制的理念であるということを、我々は忘却しているのではないか。

有限な現存在は果たして、その有限性の内で、その否定であるところの無限に依拠せず、それ自身を意味付けられるのだろうか。