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ネガティブな感情が持つ力

人はいろいろな感情を持つ生きもので、後ろ向き、マイナス思考と言われるいわゆるネガティブな感情はとても強い力を持っていると思うのです。

もちろん、前向き、プラス思考な感情にも力はありますが、最近は特にネガティブな感情にはとても強い力があるのではないかと改めて思ったのです。

それはなぜかというと...昨今の流行っているアニメや、日々目耳にするニュースでは、マイナスな感情が渦巻くことによるものがとても多いと感じているからです。

例えば...ボール(対象物は何でもいいんですけどね)に光を当てると、必ず影ができる。その光が強ければ強いほど暗い影が...。表裏一体で光と影はきっと切り離して考えられないんじゃないかな、と思っています。

私がヨガにハマりだした頃、五木寛之氏の「親鸞」が新聞で投稿されていて、親鸞上人の影のある考え方にとても魅力を感じました。お坊さんでさえ、心の中に闇を抱えているんだと(今思えば人間なんだから誰しもそういう感情は持っているもの…ですよね)。お坊さんだから聖人君子ではないのだと。逆にそういう闇を心に抱えているから、向き合うために修行しているのだろうと感じたのです。

そして、ヨガをやっているとたまに近づいてくる新興宗教の勧誘。新興宗教が良くないというわけではなく、勧誘の仕方が良くない方が一部いるんですよね...。表面上良いことしか言わない(勧誘だからそうですよね)ので、どうしても偽善的に見えるのです。自分の心にネガティブさや影があるからこそ、どうしても懐疑的になってしまう。怪しく見えてしまう。当たり前ですけど、いいところもよくないところもさらけ出してもらったら、もしかしたらこの考え方(宗教)は良いかもしれないって思うかもしれないですよね。

ヨガは宗教的なものを排除していると言われています。が、伝統的な智慧から儀式的なものもあったりするので、誤解されやすいと思っています。私自身も最初は「?」と感じることが結構あったので。今では何とも思わないけれど(それはそれで問題かな...)、自分が持つネガティブな感情は押さえつけなくてもいいのかなと思います。

あんまりまとまってないなぁ(笑)。

「アナ雪」のエルサも自分の持つ能力で妹にけがをさせてしまったことがトラウマで引きこもってしまうのですが、それはそれでネガティブなパワーを溜めていたのかもしれませんね。

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