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どこまでも嘘が重なるバイデン政権

9月13日、アフガニスタンに混乱をもたらした米軍の撤退作戦について、下院外交委員会の公聴会でブリンケン国務長官はバイデンの判断を擁護する証言をしました。

その際、前トランプ政権から撤退の合意と期限は引き継いだが、撤退戦略は引き継がれなかったと証言。さも、トランプ政権に責任があるように話しましたが、バイデンが大統領就任直後にトランプ政権の撤退計画を破棄したことは明白で、なんとも見苦しい証言です。

首都カブール陥落から6日後にトランプ大統領はアラバマ州でラリーを行いましたが、その日にもバイデンが撤退計画を破棄したことについて触れています。

さらに言えば、仮に撤退戦略が引き継がれなかったとして、撤退することを決めているのに自政権では撤退作戦を立てる能力がないと自身で発言したようなもので、国政を動かす身として前政権に失敗の責任を向けるのは、あまりに無様に思えます。

あきれた話ですが、さらに、国務長官、国防長官揃って、駐留の延長を進言していた事実も発覚し、バイデン大統領の判断で撤退が強行されたこともわかってきました。

トランプ大統領はこの日のスピーチの中、再び軍をアフガニスタンに入れる覚悟が必要かもしれないと話しています。この時点では、まだカブール空港の自爆テロは発生していません。以前の記事で、アメリカ政府のISISーKへの報復の迅速さに違和感を感じたことを書きましたが、民間人への誤爆の事実も出てきました。

バイデンの支持率が急落する中、トランプ大統領を貶めるための暴露本が今話題となっていますが、トランプ大統領在職中の統合参謀本部議長マーク・ミリー大将(アフガニスタン撤退作戦の指揮も執っている)の越権行為が公になり、大統領権限を無視した軍上層部による国家反逆、クーデターとも思われる事実も明るみになりました。事実なら、陰謀論どころか、民主党と軍の一部高官による陰謀がはっきり存在したことになります。

今後の展開を注視していきたいと思います。


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