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「石と薬と排出の功罪まとめ」

体脂肪率に比べてやや過剰の内臓脂肪

当方、身長は176cmで、2019年の11月に左足首を事故で複雑骨折するまでは、BMI22前後の体重67~68kg、体脂肪15%前後をキープしていました。しかし、体脂肪率の割に内臓脂肪は9.5~10.5kgで、やや過剰気味。なかなか減らないことが多少気になっていました。
事故による入院期間中含めて歩けない間に急激に減少した筋肉をつけるために、やや炭水化物の量を増やし、70kgまで増量するつもりでしたが、増量トレンドがなかなか切り替わらず、2021年の秋には75kgまで増えてしまいました。その時は体脂肪率が17%前後で筋肉量は57~58kgで、内臓脂肪は特に変わらずという水準です。
何とか減少トレンドに戻さないとと思いながら、具体的かつ効果的アクションが見えていなかったところに、2021年秋に鉛直姿勢へ転換機会があり、2022年の5月には、特にお腹周りの腹巻脂肪がなくなり、体重は70kg、体脂肪率は14~15%まで減少したのですが、内臓脂肪の水準は変わることはなく、9.5~10.5kgのままでした。

「腰痛と完全におさらばする」の一部抜粋

鉛直に立つ・歩く・走る・振る
腰痛を完全解消してから4年後、007 NO TIME TO DIEの公開に合わせて、過去の作品を一作づつ復習していた時、ダニエルクレイグが走る時も歩く時も常に上体が鉛直になっている事にハッとして、すぐに姿見で自分を映すと、骨盤は立っていても母指球重心で全体的に前傾しているではありませんか。

鉛直にしてみると母指球重心ではなく踝重心になり、顎は自然に引け、腰は意識せずとも正面を向いた状態になり、以下の記事のようにして行こうという発見につながるわけです。鉛直に立ち、歩き、走ることで、腰は自然に立って正面を向き、首の痛みは無くなり、なかなか取れなかった腹巻きのような脂肪も無くなったと言う良い事づくめの話しになったのです。
「腰痛と完全におさらばする」
https://note.com/fabte/n/n93e06a13899c

内臓脂肪は内臓を守るためにある

今考えてみれば、長期間に渡って石による炎症を抱え、弱っている内臓を守るためにやや過剰気味の内臓脂肪の水準がキープされていたということだったとわかります。

もし、内臓脂肪が多めの人は、なんらかの理由があって内臓が弱っている可能性を意識したほうがいいかも知れません。

石排出の影響(石の悪影響解消)

内臓脂肪の減少と腹圧低下

というわけで、抱え込んでいた石が10月30日にめでたく排出されてから1ヶ月半強(50日)の変化ですが、体脂肪率は13%台、体重は事故前の67kg前後になりました。その要因は、間違いなく内臓脂肪が8.5~9.0kgに減ったことです。
尚、7月から週日の昼をHuel(400Kcal/1食)に置き換えたことで、68~69kg、体脂肪率14~15%にはなっていました。
この内臓脂肪の減少は腹圧の低下要因にもなったと考えられるので、ギックリ腰を引き起こした原因のひとつとして短期的には功罪両面ありと考えられそうです。(現在も継続中)

これから更に内臓脂肪が減っていくのかどうかは、しばらく様子を見て、またレポートしようと思います。

快調な排尿

前立腺肥大を疑ったしばしば細くなっていた排尿は、快調な排尿となりました。

むくみの解消

尿管から膀胱や尿道に至る炎症が解消されたことで、明らかではないとしても、しばしばむくみを感じる時があったのですが、そういう日がなくなり、見た目もスッキリしました。

排出薬の影響

長期間抱えていた石の排出は、私の肉体には良い事ばかりですが、排出のために尿管を拡張して排出を促すべく2ヶ月間服用したコスパノン錠80mgによって全身の筋肉、筋肉の塊である内臓も含めて衰えを引き起こしました。
実際、10回できていた懸垂は7回しかできなくなり、ゴルフにおいて、全力で振っているのに、何か脱力感があって、どんなに頑張っても自分が記憶している力感になりません。当然、腹圧も下がるので、姿勢制御に重要な役割を果たしている多裂筋に限界を超える負荷がかかりやすくなるのは自明であり、5年間、全く予兆すらなかったギックリ腰を発症するリスクを認識することはできたはずですが、そこまで思考が及ばず、11月23日にギックリ腰を引き起こしてしまいました。
弱くなっているはずの腹圧を上げるドローインやロングブレスなどのトレーニングと、電気風呂などによる予防ケアをすべきだったと多いに反省しています。

まとめ

まずは、石ができないようにする事ですが、大半の石の主成分であるシュウ酸カルシウムは、ほうれん草など各種の野菜やナッツ、コーヒーなどに含まれるシュウ酸が腸で吸収される前にカルシウムと結合し、便として排出されるよう、小魚、牛乳やチーズなどの乳製品を一緒に摂るようにすること。また石が育たないうちに排出されるよう、水分をしっかり摂ることを日常生活で意識する事。

そして、残念ながら尿管結石を発症し、尿管の拡張薬を長期にわたって服用する場合には、筋力低下による様々な影響を想定し、排出後は内臓脂肪の減少も相まって腹圧が下がるので、ギックリ腰などの既往症がある場合には、充分注意いただければと思います。

その悪影響を顕在化させないように注意して排出すれば、良い事ばかりという結果になるでしょう。

私自身も、今回の経験を経て少し賢くなったとして、良しとしようと思います。

#健康
#より良い自分
#尿管結石
#尿路結石

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