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「ご機嫌暮らしのメタ認知:自分の体について考えてみる」

メタ認知をご機嫌暮らしの必須スキルとして記事にしましたが、実は結構難しいと思っています。少し分解して解説していこうと思います。
メタ認知というのは、単に自分を客観視するということではなく、重要だけれどもメタ認知の一部でしかなく、訓練が必要だからです。

そこで、まずは自分の背中を見ることから始めましょうということで、つまり、自分を他者と同じ社会を構成する人間たちの一人として認識するということですが、具体的には、常に自分の背中から自分の思考や行動、感情をモニタリングし、独りよがりの思い込みに陥っていないかどうか?を点検して、自分自身を振り返り、そして自分について考えてみましょうという内容で3回に分けて記事にしました。

しかし、大事なことを忘れていました。それは体(身体)のことです。自分の父親や母親など、高齢の近親者の健康状態を改めて点検してみると、高齢になって出現した不具合は、10年前20年前、場合によっては30年前に不具合の真の原因と思われる予兆や既知の問題認識があったからです。

  • どこか原因不明の痛みを感じたものの、いつの間にか痛みがなくなったので、原因究明などはしていない。

  • どこか原因不明の痛みはあるものの、いつものことであり、少し時間が経てば治まるし、鎮痛剤で治るので原因究明などはしていない。

  • どこか原因不明の痺れや痛みはあるものの、鍼灸やマッサージなどで良くなったので、原因究明などはしていない。

  • なんらか病的な不具合を抱えているが、概ね日常生活に支障はないし、命に別状があるわけではないので、積極的な治療はしていない。

  • 姿勢が悪い、歩き方を直した方がいいなどとよく指摘させるが、長時間歩く時以外は特に支障はないので、矯正などしていない。確かに長時間歩いた時に痛くなることはあるが、原因は靴があっていないからだ。

  • 肩や首が凝るが、ゆっくりお風呂に入ったり、マッサージをしてもらったり、湿布を貼れば楽になる。しばらくするとまた凝るが、そんな人は沢山いるし、大きな問題ではない。

など、将来の大きな病気や肉体的不具合を起こすかも知れない予兆を放置していませんか?気づいた時に放置せずに真の原因を追及し、取り除くようにしましょう。

これも、メタ認知の対象です。

#ご機嫌に暮らす
#メタ認知


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