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「欲望のコスト」

コストというのはお金だけではなく、時間や精神的肉体的負荷、失う機会や利益などの費やす負担全体を意味していて、自分の人生のコントロールレバーをしっかりと握って操縦するために重要な概念です。
決して過信することなく、自己認識の壁をしっかり理解したうえで欲望(欲求)のコストを管理してください。

尚、以下の欲求は、アメリカの心理学者・エイブラハム・マズローが提唱した「欲求段階説」に基づくもので、多くの欲望がこれらの欲求に分類されます。

  1. 生理的欲求:食欲、睡眠欲、性欲などの身体的な欲求を指します。

  2. 安全欲求:身体的な安全や経済的な安定を求める欲求を指します。

  3. 社会的欲求:人間関係や所属、承認や愛情などの社会的な欲求を指します。

  4. 自尊心欲求:自分自身を認められ、尊敬されることを求める欲求を指します。

  5. 自己実現欲求:個人的な成長や達成感、自分自身の能力を最大限に発揮することを求める欲求を指します。

お金

あらゆる欲求がお金の支出の動機になります。古くから企業は生活者の財布の紐を緩ませるために、あらゆる欲求を刺激する広告を作り、次々と欲求の段階を進ませた商品やサービスを開発して経済を膨らませてきました。
ただ、必要のないものまで求めてしまうと、無駄にお金を失うだけでなく、限りあるスペースも失いますね!
そして、ただモノが溢れるだけならまだしも、嵩じると収入以上の支出を抑えられなくなり借金が膨らんで破綻に向かうと同時にお金に支配された卑しい人生を送ることにもなります。
そんなことにならないようにしたいものです。

お金は使うもの、お金にお金を使わされたのでは本末転倒ですね!
まるでニコチンにタバコを吸わされているのに、自分の意志で吸っていると大勘違いをしていた自分のようです。

時間

必要のないものまで求めて失う時間も決して馬鹿にできません。身の丈を超えた支出のために我慢の時間をお金に替える意味など本当にあるのでしょうか?
よくよく考えて時間を使いたいものです。
もちろん、羨む妬む蔑む貶めるために費やす時間ほど負の影響が大きいことは言うまでもありません。

心身

原始的欲求のままに生きることは、時に満たされないストレスが依存をもたらし、より強い欲求となって病的な状態になってしまう可能性があります。
例えば、偏った食事、脂肪分糖分の多い食事、動かない生活は、成人病まっしぐらです。
より健康でありたいという自己実現欲求が原始的欲求に勝てば心身において何かを失う可能性は小さくなるでしょう。

人生

原始的欲求のあるがままにいて身体を壊すよりも愚かなことは、人生を他人との勝ち負けと誤認して生きることでしょう。それを勝つための努力のエネルギーの源泉にするならまだしも、悪口や裏切りや嘘で他人を蹴落としたり、足を引っ張る卑しい生き方の結末は孤独で哀しいものです。

コスト削減に向けて

欲望(欲求)は必要最低限とまでは言いませんが、人生を破壊しないためにもほどほどにしておく必要があるでしょう。

Chat GPTに聞いてみました

欲望によって支払うことになる代償は、以下のようなものがあります。

経済的問題:欲望は、しばしば金銭的な負担を引き起こすことがあります。例えば、高価な商品やサービスにお金を費やすことがあります。また、借金をすることで欲望を満たすことがあるため、長期的な経済的問題を引き起こすことがあります。

健康問題:欲望は、健康に対するリスクを引き起こすことがあります。例えば、食事や飲酒に対する過剰な欲望は、肥満、高血圧、糖尿病などの健康上の問題を引き起こす可能性があります。また、タバコやアルコールなどの依存症に陥ることもあります。

時間とエネルギーの浪費:欲望は、時間とエネルギーを浪費することがあります。例えば、高価な商品を購入するために多くの時間を費やしたり、自己中心的な欲求を追求するために仕事や家族との時間を犠牲にすることがあります。

関係の悪化:欲望は、人々との関係を悪化させることがあります。例えば、他人を利用したり、自分自身の欲望に優先することが多くなったりすると、友情や家族との絆を崩壊させることがあります。

心理的問題:欲望に執着し続けることは、心理的問題を引き起こすことがあります。例えば、欲求不満や焦燥感、罪悪感、孤独感などが発生する可能性があります。

これらは一般的な代償ですが、欲望は人生に必要な要素でもあります。重要なのは、自分自身の欲求や価値観に合わせて、適切なバランスを見つけることです。また、自分自身や他人に損害を与えないよう、欲望を抑制するための戦略を見つけることも重要です。

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