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「おじさんは自分だけのためにオシャレする」
オシャレって
オシャレって、どっかのファッション雑誌に掲載されているように、流行とされる洋服で着飾り、同様に着飾った友達と、世間的センスが良いとされるようなお店で丁寧に淹れたコーヒーやお菓子をいただきながら、楽しそうにみえる時間を過ごすこと?
どっかの映画のシーンのように、志賀草津道路のような風光明媚な緩いカーブをオープンカーに乗って走り、髪をなびかせながら春の訪れを愛でること?
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確かに気持ちよさそうですね!(実際は窓を開けて風を入れると結構寒いんですけど)
まあ、つまり、こういうのは誰かさんがオシャレと思い、やってみた〜い。って思うかどうかだけのプロモーション的な話であって、そんな誰かが作ったオシャレはどうでもいいんですよねぇ〜。
私にとってのオシャレって、冠婚葬祭などで失礼にあたらないような格好や立ち居振る舞いに関すること(マナー)への対応含めて、完全に自分自身がどうありたいかに基づいて、より良い自分を追求するのときの視点の一つであり、自分が良いと考える格好や立ち居振る舞いに代表されるライフスタイルそのものであり、マナーを除けば完全に自分のためだけのものです。
審美眼・識別力
一方、オシャレの重要な要素である格好を構成するファッションアイテムですが、前から時々思っていたのは、審美眼というには大袈裟な感じがあるのですが、似たような複数のアイテム間の違いを識別する力です。
例えば、ローファーひとつとっても素材も製法もフォルムも様々で、もちろん値段もピンキリですが、違いを識別できなければ、安いが一番ということになるでしょう。これは、ファッションアイテムのみならず、食べ物もゴルフのクラブも全て同じことです。
私はAIdenのシェルコードバンのローファーをBEAMSあたりで見て以来好きで、10年以上前にやっとの思いで購入し、ソールの張り替えをしながら長く愛用していますが、違いを識別できない人にとっては靴流通センターで売っているものと同じであり、むしろおばかさんに見えているかも知れません。
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彼らにとっては黒い靴と茶色い靴、もしかすると要するに革靴、以上。でしょうから。
そういえば、私の知り合いに餡子とチョコの違いがわからないという人がいて驚きましたが、彼にとってみれば、黒くて甘いものという意味においては違いはないということなんだと思います。違いがわかる振りして知ったかぶりしてあれこれ語って中身がない人よりも余程正直で信頼できますね!
審美眼・識別力といえば、お正月恒例の芸能人格付けチェックという番組、やらせかも知れませんが、正しく識別できる人ってなかなかいないもんですね!そんなものなんだろうと結構納得しながら観ています。
おそらく、この審美眼・識別力が乏しい場合には、格好という意味でより良い状態を構成するファッションアイテムの選択がとっても粗くなるでしょうから、結果的には一般的なオシャレという概念とは一線を画した格好やライフスタイルにはなるでしょうね!
なお、他人にオシャレを感じてもらうようにせざるを得ない職業の方は審美眼・識別力がなくとも、スタイリストさんにお任せができますし、他人にオシャレと感じてもらいたい志向の方は、お金さえ払えば、カッコ良さそうなモデルさんが雑誌で着ているものを完全コピーするということも出来ますが、まあ、あくまでも格好だけですね。
あゝ、ちなみに、私には私の審美眼・識別があり、それはあくまでも私の基準です。審美眼・識別力はみなそれぞれのもので、選択と組み合わせ、何を大事にするかは自由です。科学的根拠に基づいて明らかに有毒であったり、公序良俗に反しない限りにおいて「あるべき・あらねば」を持ち込んで欲しくない象徴的世界ですね!まさに「ありたい」が主役の世界です。
年齢・顔つき・スタイル・志向の変化
30代後半からは年々自分自身の肉体も変化しますが、自分の年代に関わらず、技術進歩も含めた社会的環境の変化も相まって自分自身の志向も変化します。自分自身にとっての「より良い」も変わっていくのは当然ですね!
もちろん、何年も変わってないものもありますが、不変と決めつけられるようなものはないように思います。
ただ、明らかにおじさんになったここ10年の最も大きな変化は、オシャレをより総合的に考えるようになったことです。
いかにして効率的効果的により良い自分になるライフスタイルを最適化していくか?というテーマで、常にアンテナを高く張って情報を収集しながら考えているということです。
日本人であること
男であること
自立した大人であること
健康かつ健康的であること
明朗で活動的であること
清潔感があること
公明正大であること
常に成長していること
そんな、より良い自分を意識して追求し続けているライフスタイルを表す格好と立ち居振る舞いを意識して、ファッションアイテムを選び、入れ替えています。
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