3R

二輪車をこいでいた時に頭の奥から声が聞こえて

誰の声かと気づかぬうちに荒れた呼吸は整いつつあり

坂道は今日も坂道のようでした

不健康なのだと頷く方が色彩を嫌いになるより簡単でした

ここはどこかと誰に問うても

番人は動かない目玉を大切に愛でるばかりなのです

さて

いよいよ終わりは近く

どうやら3Rを奨励するよりも北極の犠牲はやむを得ずと

クリーム色のsoupをすすりながら

お代官様は笑いました

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