弱い僕らが生き延びるために
今日は久々に「書く習慣」の巻末リストのテーマから。
本日のテーマはこちら。
「最近泣いたこと」
まさに昨日、Twitterを眺めていて偶然目にしたこの漫画を読んで、静かに泣いた。
(引用:https://t.co/9A8Vowxsxw)
この漫画の女性の姿が、自分のように映った。
決して心が強くない自分。
感情表現は苦手な割に、内面では常にいろんな感情が多感に渦巻いている。
ふとした時に、仕事や、人生全てに嫌気がさしたり、疲労を感じたりする。
何もかも嫌だな、遠くに行きたい、もう辛いな。
そうした負の感情をパートナーに話す時、ふとした瞬間に涙が落ちてしまう。
その度に彼は私を抱き寄せて、頭を撫でながら、全てを受け入れるように包み込んでくれる。
彼と出会うまで私は、自分の心の弱さを根に持ち、もっと強くならなければならないと思っていた。
感情に振り回されてしまうなら、心を殺してでも、振り回されないように強くあるべきだと思っていた。
しかし、彼と出会ってから、私は見せたくなかったはずの心の弱さを露呈するようになった。
彼といると思わず本心が出てしまうのだ。
そして彼自身も、同じような繊細さを持っている人であった。
真面目で、優しくて、それでいて変人で、常識人なのに非常識みたいな、面白い人。
それでもその奥に、確実に心の繊細さを有している。
だからこそ、私の心の弱さを受け止めてくれるのだと思う。
漫画の終盤では、こんな言葉が綴られている。
弱い私と、強いけど弱さもある彼。
人を支える強さがなければ、夫婦になることなんて出来ない、許されないと思っていた。
しかし、彼と出会い、良いところも弱さも受け入れてくれる存在がいることを知り、誰かと支え合いながら生きてもいいのかもしれないと思えてきた。
決して強くはないけれど、弱いからこそ分かる痛みを感じ取って、癒して、支え合える存在でありたい。
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