【初心者向け解説】デッキ紹介 Iyslanderコントロール(Wizard)【Flesh and Blood】【Blitz】
サンプルデッキリスト
デッキの特徴
デッキの評価
Tier1(環境)
デッキタイプ
コントロール
プレイング難易度
難しい
デッキの強み
Iceカードによる相手の妨害
インスタントタイミングでのリーサルを持つ
使いこなせば最高峰の強さ
基本的な動き
《Iyslander》はElementalWizardクラスのヒーローで
Iceカードを使用できるという特性。
自分のターンでない時、アーセナルからアタックではない青のアクションカードをインスタントとしてプレイできる。
相手のターン中にIceカードを使用した時、《Frostbite》トークンを相手のコントロール下で出す。
という3つの能力を持ちます。
なので「毎ターン青いカードをアーセナルに置いて相手ターンにも攻撃をすること」という動きを目指すヒーローになります。あわよくばIceの青いカードをアーセナルに置いてエンドし、《Frostbite》による妨害も狙いたいですね。
Wizardはインスタントによる攻撃を得意とする代わりに、NinjaやWarrior、Mecahnologistのような連続攻撃もできず、GuardianやBruteのような高打点の一撃もありません。
しかし、自ターンと相手ターン両方で攻撃をする波状攻撃は相手にとって防ぎづらく、相手の妨害もすることができ、《Iyslander》はそのプロフェッショナルです。
優先権周りの把握や処理の順番などを正確に把握しておく必要があり、自分と相手ターンの両方でしっかりと考えてプレイする必要があるため難易度は高めですが、使いこなせばBlitzフォーマット最強と言われる強さと妨害性能を持っています。
Arcane Damageによる攻撃はArcane Barrierによる防御か軽減効果でしか防げないため、クラス用装備の防御値が高く強力なヒーロー達(WarriorやGuardianなど)もその高性能な装備をArcane Barrie1のNullrune装備に差し替えざるを得ないのも強みです。
よく採用されるアタックカード
《Wonuded Bull》
対戦相手よりもライフが少ない場合、攻撃力が増加するアタックアクション。《Iyslander》は初期ライフが18と低く、ライフの調整が得意なヒーローのため、3コスト8打点のカードとして運用しやすいです。
《Iyslander》デッキに採用されるほとんどのカードは3コスト以下で、go againのないカードばかりです。そのため、手札が3枚で自ターンを迎えた際の理想の動きは、
青のカードをピッチしてリソースを3つ得る。
3コストのカードを使用する。
青のカードをアーセナルに置いてターン終了。
といった動きになります。そのため、《Wonuded Bull》は3コストのカードとしては最高効率の攻撃力を持ったアタックアクションの一つで、《Iyslander》ではよく採用されます。
《Fyendal's Fighting Spirit》
《Wonuded Bull》と同様に3コストのアタックアクションで、あちらが攻撃力を増加させる能力を持っていたのに対し、《Fyendal's Fighting Spirit》はライフを1点得る能力を持っています。
効率よく使いつつリソースを使用しつつライフ管理を行えるカードで、こちらも《Iyslander》ではよく見られるカードです。
よく採用されるアクションカード
《Cold Snap》
主にアーセナルに置き、相手ターンに青カードをピッチして使用することで1ドローしながら《Waning Moon》の攻撃による3点ダメージを与える目的で採用されています。
手札を減らすことなく、装備品と組み合わせることでリソースも無駄なく利用でき、かつ《Iyslander》の能力によって《Frostbite》トークンも生成できるためとても効率が良いです。《Polar Blast》も同じ目的での採用となります。
《Channel Lake Frigid》
相手のほとんどのアクションに追加で(1)を要求する拘束力の高いオーラです。
自分のターン終了時にIceカードがピッチゾーンになければ破壊されてしまい、かつその要求枚数が増えていくという維持コストを持っていますが、《Iyslander》の能力で相手ターンに《Channel Lake Frigid》を使用すれば維持コストを1回踏み倒すことができるため、維持しやすいです。
NinjaやWarriorなど連続攻撃をコンセプトとするヒーローには特に強烈に効き、実質的な追加ターンのように作用します。
《Blizzard》
Go againに対するメタカードです。ほとんどのヒーローにとってGo againはアタックの起点となるため、相手に追加で(2)コスト要求+《Iyslander》の能力によって発生するFrostbiteによって次のアクションに対しても(1)コスト要求ができ、合計で3つのリソースも奪うことができます。
アーセナルに青いIceカードを置いており、手札から《Blizzard》を使用できれば2つ《Frostbite》を発生できるのも強力な点で、相手の手札にピッチに回せるカードが少ない状況であれば追加ターンのように作用します。
《Emeritus Scolding》
相手ターンに使用することでダメージが上昇するアクションで、《Iyslander》デッキであれば、アーセナルに置いて2コストで4点の効率の良いダメージとして使用することができます。
一般的に使用されるArcane Barrierの値は3までなので、4点のArcane damegeは防ぎきれないことも多く、ほぼ確実にダメージを与えられる点も強力。
また、赤の《Emeritus Scolding》が採用されることもあります(赤の場合、Arcane damage量が2点増加)。《Storm Striders》と組み合わせて手札から使用することで6点のリーサルコンボとして使用します。
よく採用される装備品と武器
《Waning Moon》
アタックでないアクションカードをプレイしていないと使用できないという制約を持つ代わりに、2コストで2点、相手ターンに使用すれば2コストで3点というArcane damageを発生させる効率のいいダメージソースです。
この武器を使用することを目的に、アーセナルに青いアタックでないアクションカードを置いてターンを終了する動きが《Iyslander》の基本の動きとなります。《Cold Snap》や《Aether Hail》を優先的にアーセナルに置くと、1コスト+2コストの動きとなり、3つのリソースで綺麗に動くことができ強力です。
《Coronet Peak》
3コスト支払って1リソースの支払いを要求する効果はあまり効率が良く見えませんが、このカードは《Iyslander》が使用するといろいろと便利です。
「ヒーローの性質上多めに入る青いカードを3-4枚引いてしまい、リソース過多の手札のときに使用する」「《Channel Lake Frigid》を維持するためにIceカードを複数枚ピッチしたいときに使用する」などの役割を持ちます。
《Storm Striders》
Wizardを代表する装備であり、必須装備の扱いを受けています。相手が手札とリソースを使い切って攻撃してきたタイミングで
《Storm Striders》を起動
手札から赤の《Aether Hail》を使用して4点
《Waning Moon》起動により3点
といったリーサルを決めるために使用します。このコンボの中でも《Aether Hail》の部分がより高火力になったり、アーセナルに打点となるカードを置いていた場合、さらにリーサル範囲は広がります。
《Iyslander》の最大火力は赤《Emeritus Scolding》で6点→アーセナルから青《Emeritus Scolding》で4点→《Waning Moon》で3点となり、インスタントタイミングで合計13点ものArcane damageを与えます。
この足装備の存在により、《Iyslander》を相手にする場合、残りライフが8点くらいになるとリーサルダメージを受ける危険があるため、手札やリソースを温存し、突然死をケアした動きを強要されます。
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