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【初心者向け解説】デッキ紹介 Iyslanderコントロール(Wizard)【Flesh and Blood】【Blitz】

サンプルデッキリスト

■ Hero
1x 《Iyslander

■ Weapons
1x 《Waning Moon

■ Equipment
1x 《Coronet Peak
1x 《Crown of Providence
1x 《Nullrune Hood
1x 《Fyendal's Spring Tunic
1x 《Alluvion Constellas
1x 《Metacarpus Node
1x 《Goliath Gauntlet
1x 《Ironhide Gauntlet
1x 《Storm Striders
1x 《Ironhide Legs

■ Main Deck
2x 🔴《Aether Hail
2x 🔴《Enlightened Strike
2x 🔴《Fyendal's Fighting Spirit
2x 🔴《Scalding Rain
2x 🔴《Scar for a Scar
2x 🔴《Sigil of Solace
2x 🔴《Wounded Bull
2x 🔵《Aether Hail》
2x 🔵《Brain Freeze
2x 🔵《Channel Lake Frigid
2x 🔵《Cold Snap
2x 🔵《Emeritus Scolding
2x 🔵《Frost Hex
2x 🔵《Frosting
2x 🔵《Ice Bolt
2x 🔵《Ice Eternal
2x 🔵《Polar Blast
2x 🔵《Scalding Rain
2x 🔵《Winter's Bite
1x 🔵《Blizzard
1x 🔵《Heart of Fyendal

Battle Hardened Hong Kong 5th

デッキの特徴

デッキの評価

Tier1(環境)

デッキタイプ

コントロール

プレイング難易度

難しい

デッキの強み

  • Iceカードによる相手の妨害

  • インスタントタイミングでのリーサルを持つ

  • 使いこなせば最高峰の強さ

基本的な動き

《Iyslander》
Elemental Wizard Hero - Young
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Essence of Ice(あなたはデッキにIceカードを何枚でも入れてよい)
あなたのターンでない場合、あなたはアーセナルからアタックではない青のアクションカードをそれがインスタントであるかのようにプレイしてもよい。
あなたが対戦相手のターンにIceカードをプレイするたびに、対戦相手のコントロール下に《Frostbite》トークンを1つ生成する。

《Frostbite》
Elemental Token - Aura
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あなたがカードをプレイしたり能力を起動するためのコストは(1)増える。
あなたの終了フェイズ開始時か、あなたがカードをプレイするか能力を起動するとき、《Frostbite》を破壊する。

《Iyslander》はElementalWizardクラスのヒーローで

  1. Iceカードを使用できるという特性。

  2. 自分のターンでない時、アーセナルからアタックではない青のアクションカードをインスタントとしてプレイできる。

  3. 相手のターン中にIceカードを使用した時、《Frostbite》トークンを相手のコントロール下で出す

という3つの能力を持ちます。

《Aether Hail》 (1)
Ice Wizard Action
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いずれかの対象に2点のArcane damageを与える。
(0/3)

なので「毎ターン青いカードをアーセナルに置いて相手ターンにも攻撃をすること」という動きを目指すヒーローになります。あわよくばIceの青いカードをアーセナルに置いてエンドし、《Frostbite》による妨害も狙いたいですね。

Wizardはインスタントによる攻撃を得意とする代わりに、NinjaやWarrior、Mecahnologistのような連続攻撃もできず、GuardianやBruteのような高打点の一撃もありません。

《Brain Freeze》 (0)
Elemental Wizard Action
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Ice Fusion(《Brain Freeze》をプレイする追加コストとして、あなたは手札からIceカード1枚を手札から公開してもよい。)
対象の対戦相手は手札を公開する。《Brain Freeze》がFusionされていた場合、その手札からコスト0のアクションカード1枚をそのプレイヤーのデッキの一番上に置く。
(-/3)

しかし、自ターンと相手ターン両方で攻撃をする波状攻撃は相手にとって防ぎづらく、相手の妨害もすることができ、《Iyslander》はそのプロフェッショナルです。

優先権周りの把握や処理の順番などを正確に把握しておく必要があり、自分と相手ターンの両方でしっかりと考えてプレイする必要があるため難易度は高めですが、使いこなせばBlitzフォーマット最強と言われる強さと妨害性能を持っています。

《Nullrune Hood》
Generic Equipment - Head
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Arcane Barrier 1(あなたのヒーローがArcane damageを受けた場合、あなたは(1)を支払ってもよい。そうした場合、その発生源からのArcane damageを1点軽減する)

Arcane Damageによる攻撃はArcane Barrierによる防御か軽減効果でしか防げないため、クラス用装備の防御値が高く強力なヒーロー達(WarriorやGuardianなど)もその高性能な装備をArcane Barrie1のNullrune装備に差し替えざるを得ないのも強みです。


よく採用されるアタックカード

《Wonuded Bull》

《Wonuded Bull》 (3)
Generic Action - Attack
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あなたが《Wonuded Bull》をプレイしたとき、あなたのライフがあなたの対戦相手よりも少ない場合、これは攻撃力+1を得る。
(7/2)

対戦相手よりもライフが少ない場合、攻撃力が増加するアタックアクション。《Iyslander》は初期ライフが18と低く、ライフの調整が得意なヒーローのため、3コスト8打点のカードとして運用しやすいです。

《Iyslander》デッキに採用されるほとんどのカードは3コスト以下で、go againのないカードばかりです。そのため、手札が3枚で自ターンを迎えた際の理想の動きは、

  1. 青のカードをピッチしてリソースを3つ得る。

  2. 3コストのカードを使用する。

  3. 青のカードをアーセナルに置いてターン終了。

といった動きになります。そのため、《Wonuded Bull》は3コストのカードとしては最高効率の攻撃力を持ったアタックアクションの一つで、《Iyslander》ではよく採用されます。

《Fyendal's Fighting Spirit》

《Fyendal's Fighting Spirit》 (3)
Generic Action - Attack
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あなたが《Fyendal's Fighting Spirit》によってアタックか防御を行ったとき、あなたのライフがあなたの対戦相手よりも少ない場合、ライフ+1を得る。
(7/2)

《Wonuded Bull》と同様に3コストのアタックアクションで、あちらが攻撃力を増加させる能力を持っていたのに対し、《Fyendal's Fighting Spirit》はライフを1点得る能力を持っています。

効率よく使いつつリソースを使用しつつライフ管理を行えるカードで、こちらも《Iyslander》ではよく見られるカードです。

よく採用されるアクションカード

《Cold Snap》

《Cold Snap》 (1)
Ice Action
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対象のヒーローは(1)を支払ってもよい。支払わなかった場合、次のターン開始時まで、そのヒーローが装備しているカード1枚かヒーローのAlly1人をFreezeする(Freezeされたオブジェクトはプレイしたり能力を起動することができない)。
《Cold Snap》がアーセナルからプレイされた場合、カードを1枚引く。
Go again。
(-/2)

主にアーセナルに置き、相手ターンに青カードをピッチして使用することで1ドローしながら《Waning Moon》の攻撃による3点ダメージを与える目的で採用されています。

手札を減らすことなく、装備品と組み合わせることでリソースも無駄なく利用でき、かつ《Iyslander》の能力によって《Frostbite》トークンも生成できるためとても効率が良いです。《Polar Blast》も同じ目的での採用となります。

《Channel Lake Frigid》

《Channel Lake Frigid》 (2)
Ice Action - Aura
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Go again。
対戦相手のヒーローがカードをプレイしたり能力を起動するためのコストは(1)増える。
Channel Ice - あなたの終了フェイズ開始時に、《Channel Lake Frigid》の上に水流カウンターを1つ置く。その後、水流カウンター1つにつきあなたのピッチゾーンからIceカード1枚をデッキの一番下に置かなければ、《Channel Lake Frigid》を破壊する。
(-/3)

相手のほとんどのアクションに追加で(1)を要求する拘束力の高いオーラです。

自分のターン終了時にIceカードがピッチゾーンになければ破壊されてしまい、かつその要求枚数が増えていくという維持コストを持っていますが、《Iyslander》の能力で相手ターンに《Channel Lake Frigid》を使用すれば維持コストを1回踏み倒すことができるため、維持しやすいです。

NinjaやWarriorなど連続攻撃をコンセプトとするヒーローには特に強烈に効き、実質的な追加ターンのように作用します。

《Blizzard》

《Blizzard》 (0)
Ice Instant
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対象のアタックのGo againを失わせる。アタックしているヒーローが(2)を支払わない限り、それはGo againを得ることはできない。

Go againに対するメタカードです。ほとんどのヒーローにとってGo againはアタックの起点となるため、相手に追加で(2)コスト要求+《Iyslander》の能力によって発生するFrostbiteによって次のアクションに対しても(1)コスト要求ができ、合計で3つのリソースも奪うことができます。

アーセナルに青いIceカードを置いており、手札から《Blizzard》を使用できれば2つ《Frostbite》を発生できるのも強力な点で、相手の手札にピッチに回せるカードが少ない状況であれば追加ターンのように作用します。

《Emeritus Scolding》

《Emeritus Scolding》 (2)
Wizard Action
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対象のヒーローに2点のArcane damegeを与える。《Emeritus Scolding》が対戦相手のターンにプレイされていた場合、代わりに4点のArcane damegeを与える。
(-/3)

相手ターンに使用することでダメージが上昇するアクションで、《Iyslander》デッキであれば、アーセナルに置いて2コストで4点の効率の良いダメージとして使用することができます。

一般的に使用されるArcane Barrierの値は3までなので、4点のArcane damegeは防ぎきれないことも多く、ほぼ確実にダメージを与えられる点も強力。

また、赤の《Emeritus Scolding》が採用されることもあります(赤の場合、Arcane damage量が2点増加)。《Storm Striders》と組み合わせて手札から使用することで6点のリーサルコンボとして使用します。

よく採用される装備品と武器

《Waning Moon》

《Warning Moon》
Wizard Weapon - Staff (2H)
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各ターンのみ1回インスタント - (2):対象のヒーローに2点のArcane damegeを与える。これがあなたのターンではない場合、代わりに3点のArcane damegeを与える。この能力は、あなたがアタックでないアクションカードをプレイしたターンにのみ起動できる。

アタックでないアクションカードをプレイしていないと使用できないという制約を持つ代わりに、2コストで2点、相手ターンに使用すれば2コストで3点というArcane damageを発生させる効率のいいダメージソースです。

この武器を使用することを目的に、アーセナルに青いアタックでないアクションカードを置いてターンを終了する動きが《Iyslander》の基本の動きとなります。《Cold Snap》や《Aether Hail》を優先的にアーセナルに置くと、1コスト+2コストの動きとなり、3つのリソースで綺麗に動くことができ強力です。

《Coronet Peak》

《Coronet Peak》
Ice Equipment - Head
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アクション - (3):対象のヒーローは(1)を支払わない限り手札を1枚捨てる。
Blade Break(これで防御を行い、コンバットチェインが閉じたとき、これを破壊する。)
(0/2)

3コスト支払って1リソースの支払いを要求する効果はあまり効率が良く見えませんが、このカードは《Iyslander》が使用するといろいろと便利です。

「ヒーローの性質上多めに入る青いカードを3-4枚引いてしまい、リソース過多の手札のときに使用する」「《Channel Lake Frigid》を維持するためにIceカードを複数枚ピッチしたいときに使用する」などの役割を持ちます。

《Storm Striders》

《Storm Striders》
Wizard Equipment - Legs
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インスタント - (1)、《Storm Striders》を破壊する:このターン、あなたは次にプレイする「アタックでないWizardアクションカード」を、それがインスタントを持っているかのようにプレイしてもよい。
Arcane Barrier 2 (あなたのヒーローがArcane damageを受けた場合、あなたは(2)を支払ってもよい。そうした場合、その発生源からのArcane damageを2点軽減する)

Wizardを代表する装備であり、必須装備の扱いを受けています。相手が手札とリソースを使い切って攻撃してきたタイミングで

  1. 《Storm Striders》を起動

  2. 手札から赤の《Aether Hail》を使用して4点

  3. 《Waning Moon》起動により3点

といったリーサルを決めるために使用します。このコンボの中でも《Aether Hail》の部分がより高火力になったり、アーセナルに打点となるカードを置いていた場合、さらにリーサル範囲は広がります。

《Emeritus Scolding》 (2)
Wizard Action
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対象のヒーローに4点のArcane damegeを与える。《Emeritus Scolding》が対戦相手のターンにプレイされていた場合、代わりに6点のArcane damegeを与える。
(-/3)

《Iyslander》の最大火力は赤《Emeritus Scolding》で6点→アーセナルから青《Emeritus Scolding》で4点→《Waning Moon》で3点となり、インスタントタイミングで合計13点ものArcane damageを与えます。

この足装備の存在により、《Iyslander》を相手にする場合、残りライフが8点くらいになるとリーサルダメージを受ける危険があるため、手札やリソースを温存し、突然死をケアした動きを強要されます。


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