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オーダーメイドの教育は親がする【読書感想文】

「育てない」から上手くいく(桜井章一さん)の本を読みました。夫婦で共通の話題で話したい、ということと、仕事にはOJTとOffJTがあるように、子どもと接してあくせくしているだけでなく、本から情報を得て、行動にうつすのもいいかなぁと思っています。

この著者が好きで、昔いろいろと読みました。基本的には、人間らしく、動物らしく、ということを言っているような気がしました。

3つほど、感想を。
①「あらためて思うのは、女の子と男の子は違う生き物だなということです。~中略~はっきりと感じる男女の違いと言えば、男は耳で存在を把握し、女は目で確認するという感覚的なものでしょうか。たとえば~中略~母親が姿を消したとき~」

私が、過去にどこかで得た情報だと、ラジオを聴いている人は女性が多い。(男性のたとえ話を忘れました。)そこから、女性は聞くことが好きで、男性は見るのが好き。みたいな。
本に書いてあることと私が聞いた話は、反対のことを言っているようですが、たぶん同じことを言っていると思っています。それは、人それぞれ。データ分析的に言うなら、そういう人が多く、男女によって分布や傾向の違いはあるけど、個人で見たら人それぞれ。本書の随所で感じる、ちゃんと本人を見てやれ。ってことだと思っています。特徴に合わせて、(子供ではなく)同じ人間として扱えよ、ってことだと思いました。

②「あれ? この子の動きがいつもと少し違うといった気づき」

簡単に言うと、子どもに対して親が口を出すかは置いといて、ちゃんと見とけよ、ってことだと思いました。データ分析ではありませんが、分析はプライベートでも重要で、パートナーを見る。子どもを見る。発言を聞く、調子を確認する。すべて毎日確認して、平常を知らないと異常に気づけないし、それが(人間に限らず)相手を尊重することだと思っています。

私が好きな言葉に、「料理はこころ」というのがあります。ちゃんと相手と接して、今食べたいものを分析する。これが心につながっていて、相手を思う料理につながります。一人よがりの料理はやっぱり出したくない。

③「世の中を見渡せば、バカ正直だと失敗して、ちょっとずる賢い人がいい生活をしていたりもするのです。きれいごとを言ってもいい暮らしができないのならしょうがないと開き直るのが、現実的な生き方なのでしょうか、~略~だったらきれいごとでもいいんだと証明しよう」

昔の人で「我に試練を与えよ」と言った人がいたような、、、ちょっと違うけど、「きれいごとでもいいんだと証明しよう。」っていいなぁと思いました。全員がしたら世の中がよくなるのかなぁ。なんて、まぁコンテクストからして、そんな壮大な話はされていませんが、どうやって生きるのか?という話だと思いました。

ブログでは、本職があるのにアフェリエイトしている人とか詐欺チックなことをしている人がいると思います。私からするとちょっとずる賢い人に見える。そこまでしなくてもいいんじゃない? きれいに生きてもいいんじゃない? おのおのに主義・主張があって、それを曲げる必要はないし、もし曲げてないとしても、お金を絡ませなくてもいいんじゃない? 好きなことを好きに書くだけではだめなんですかね。きれいごとのブログを目指そうと思いました。


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