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株価をpython【#4.3】

前回はいろいろスキップして6章をやっていましたが、掘り下げたくなったので、掘り下げていきます。(最近の若い人の"深堀る"なんて、よくわからない言葉は使いません、おじさんなので。「問題な日本語」の続編作って、””深堀る"の項を書いてほしい。)

6章 株価のトレンド分析
6.1 相場の強弱
6.2 複数の指標を可視化
6.3 チャートを保存する

前提(毎回書く)
教科書:pythonでできる株価データ分析
URL:https://www.morikita.co.jp/books/mid/085711
※アフェリエイトはしていません。本を売る気はありませんが、この本はいい本だと思います。あと、批判的なコメントに思える記述があるかもしれませんが、この本に一切の批判はありません。そういう記述を見かけたら、私の視野の狭さとレベルの低さ故の文章と思ってください。

何が気になって掘り下げたかというと、主成分分析と同じで、「結局使っているデータが同じ状態で”買いすぎ”とか、”売りすぎ”とかって言ってても、情報量増えてないやん」ってことです。見方は変わったり、有益な見方に変わる可能性はあります。でも、情報量は変わってないので、それやったら"Volume"(出来高)が余ってて使ってないんだから、それを使えばいいじゃん。って思いました。だって、「買いすぎ」も「売りすぎ」も本当だったら出来高(証券取引所で株券などが売買された数量のこと)も増えるはずじゃないですか。
むしろ、"買いすぎ"、"売りすぎ"は"Volume"(出来高)で判断しないと言葉として変じゃないかなぁと思いました。

横道にそれて、主成分分析って何かというお話。一番よくあるたとえは、
国語、算数、理科、社会の4つのテストの点数の話です。1学年分集めて傾向を見ると、算数の点数がいい人は、理科の点数もいいみたいな傾向を見出すことができるような分析です。
これって国語、算数、理科、社会の点数を使って、今まで見てない見方(理系向き、文系向き)を追加しただけで、別に何か情報は増えていません。主成分分析は機械学習とかの前処理で重要ですが、これだけで数字遊びすることにあんまり意味はないと思っています。それなら、"体育"の教科足してみたら、情報量が単純に増えているので、もっと別のことがわかるんじゃないの?みたいな。"朝ごはん"の量を足したら、もっと別のことがわかるんじゃないの?みたいな。
(ちなみに朝ごはんは、腹持ちのいいたとえば"ごはん"がいいみたいですね。パンだとおひるごはんの前におなかがすくので、おひるごはん前の授業を集中して聞けなくなるので、よくないみたいですね。会社員はそのタイミングでおやつ食べて集中力を回復させることができますが)

閑話休題。

では、気になったことをやっていきます。
1.本書の例で、-5%~5%の通常として、その範囲から外れたら「売られすぎ」、「買われすぎ」というのがあったので、じゃあその基準でActionを追加したらどうなるか。「売られすぎ → Action買う」、「買われすぎ → Action売る」にしてみたら、勝てるのか(n=1※)

※n=1は、サンプル数です。実験をためした株の数です。これが1なので全然信頼性はありません。ただ、分析をするだけじゃなくて、行動するところまでが、データ分析なので試してみます。

2.Volumeを使って、売られすぎ、買われすぎを判断してみてはどうだろうか(偏差値38の頭で考えた)。
Close(取引終了時の値) - Open(取引開始時の値) の差が大きいときにいっぱい取引していたら、みんなで乱高下?していた。
Close-Openの差が小さいのにVolumeが大きいと、みんなでちまちました取引が多かったのかな?ってか、そもそもどれくらい毎日Close-Openの差が出ていて、Volumeはどれくらいが普通か見てみるのはどうだろうか。

この2本立てでいきます。

まずは、「google colabは無料版では3時間程度動作を行わなかった場合、Pythonの実行環境は自動的にリセットされます。」という注意書きに対して、本書では、ta-libをmakeでインストールするように記載されているので、毎回makeでのインストールは大変なので、ta.SMAの代用を提示してもらうのと、ローソク足チャートにこだわりはないので、他のパッケージで代用してもらうことにしました。

ta.SMAのかわりにrollingを使う


グラフをmatplotlibで代用(ローソクチャートになっていないけどOK)

では、1にいきます。「売られすぎ」、「買われすぎ」を-5%から5%の範囲外の時とします。実際のとれんどではどこで反応しているかを見ます。

7203の株価のトレンドと買いすぎ、売りすぎ

次に、結果を確認します。「買いすぎ」が出たら売る。「売りすぎ」が出たら買うという規則でおこなってみます。もともと持っていないときは、売れないので、取引なしとします。また買うが続いたあとに、売る場合、買ったものすべてを売るようにしています。買ったときの平均取得単価よりも売ったときの平均単価が高いと、儲かります。なので正の符号になります。

売る・買うを規則に従っておこなった結果

その結果は、勝つときもあれば負ける時もあって、トータルでは負けました。

ということで、やっぱり微妙だなぁと思いました。なので2をやっていきますが、ちょっと書きすぎたので次にします。

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