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2016年2月の記事一覧

愛おしい。

近くの洒落たカフェでご飯を食べた。頼りになる友人に相談事があったのだ。彼女のことを密かに尊敬していると思う。でも朝早すぎて開店まで時間があったので、二人で玉川上水を歩いた。春が近い気がした。

そのあとは二人でぶらぶらと散歩した。学校の中、12号館の研究室の中、コンビニまで。

斬首に値するのだ

友人が妊娠していた。ことをついさっき知った。11月頃らしい。

内臓がひっくり返った。

いや、私は何を期待してこんなことを言うのだろう。もはや私には関係のないことのはずだが。私はこの心境とどう接せればいいのか見当もつかない。ただ巨大な困惑がそこにある。

しかしおそらく同様の何かを、私は与えもしなかったろうか──この文言には多大なる傲慢さが入り込んでいるのだが。ある一時までは、大切な人ではあった

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