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3巻番外編 手作りマシュマロで焼きマシュマロ

※こちらの記事では理花のおかしな実験室3のネタバレを含みます。

早速3巻を読んでいただいた方、ありがとうございます!

今回マシュマロを使った実験を行いました! その際に大きな失敗をしたので、そのことを補足記事にしてみようかと思います。(カラメル化などを詳しくやろうかなとも思ったのですが)

こちらは砂糖の加熱実験(作中ではカラメル化が出てきました)の応用となるのですが、マシュマロには砂糖以外にもいろいろなものが入っているため、最初の予想とは随分ちがう結果になってしまって焦りました。

一番大きな予想外の出来事は、途中で出てきた手作りマシュマロを焼いたときの反応です。

まずこちらの画像を見てください。

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次にこちら!

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わかりましたでしょうか? 別物です。
(上は市販品、下が手作り品をトースターで焼いたときのもの)

どちらも熱を加えると中の空気が膨張して、ぷっくりと膨らみます。そして冷めるとしぼみます。ですが、成分の違いもあって(予想ではゼラチンの量)しぼみ方がぜんぜん違いました。(そして手作り品では内部のゼラチンが溶けてドロドロしたものになってしまいました。)

これはまずい……手作りマシュマロをトースターで焼いても美味しい焼きマシュマロにならない!! と担当さんに大慌てで修正を申し出ました。結構ヒヤヒヤでした…(その節はすみませんでした)

ちなみにこちらが焼く前の手作りマシュマロです。市販品とは別の美味しさでした💕
(よく考えたらこれだけ形状が違う時点で結果も予想できたんですが…😱)

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材料は、卵白、砂糖、ゼラチン、水、バニラエッセンス、コーンスターチ。案外少ない材料で作れます。そらが悩んだように、余った卵白の使用方法に私もよく悩むので、ピッタリのお菓子が見つかった! と嬉しくなりました。

作中でコラムにもしていただいたので、ぜひ作ってみてくださいね。

そして焼きマシュマロにするときは──ぜひ〇〇をご使用いただければ「冷めてもおいしい焼きマシュマロ」になります!(○○は三巻の終盤に書いてあります 笑)

現在、4巻のお菓子の実験は一応一通り終わりました。上記みたいなことにならないようにと早めにやったのです(苦笑) 

4巻も楽しい実験やってますので(予告がずいぶんと不穏ですが)、どうぞお楽しみに!


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